神が舞い神が遊ぶ
壱岐神楽
【国指定重要無形民俗文化財】
壱岐神楽は古い伝統と歴史をもつ神事芸能で、他の地方の神楽組とか神楽師等の奏する神楽とは違って、神楽舞も音楽も、神職ばかりで奏される、きわめて神聖視され信仰されている貴重な文化財であり、昭和62年1月、国の重要無形民俗文化財の指定を受けた。 神楽の起源は南北朝の頃だといわれている。壱岐市芦辺町箱崎・八幡神社の社家に伝わる古文書の中に、永享七年十一月に神楽舞人数のことを記したものがあり、室町時代の初期にはすでに行われていたことを知ることができる。
壱岐の歴史 原の辻遺跡(はるのつじいせき)は弥生時代の環濠集落で、『魏志』倭人伝に記された「一支国(いきこく)」の王都に特定された遺跡です。この原の辻遺跡は“遺跡の国宝”にあたる国の特別史跡に指定されています。日本で弥生時代の遺跡として特別史跡に指定されているのは、この他、登呂遺跡(静岡県)、吉野ヶ里遺跡(佐賀県)の2箇所だけです。 これまでの発掘調査で、日本最古の船着き場の跡や当時の「一支国」が交易と交流によって栄えていたことを示す住居跡などが確認されています。遺跡からは交易によってもたらされた様々な地域の土器や中国の貨幣や三翼鏃(さんよくぞく)をはじめ、日本唯一の人面石やココヤシで作った笛等が発見されています。
協力
長崎県観光連盟
壱岐市役所
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