奄美群島の海
シュノーケリング 奄美の海の人魚!?
四級親水公園
平瀬マンカイ 海のかなたの楽園という意味のネリヤカナヤから神を招き五穀豊穣を祈る祭事
「諸鈍シバヤ」加計呂麻島に伝わるユーモラスな仮面の芸能
奄美群島国立公園について
国内34カ所目の国立公園としての「奄美群島国立公園」
公園のテーマは「生命にぎわう亜熱帯のシマ~森と海と島人の暮らし~」
●指定:平成29年3月7日
●面積:(陸域)42,181ha (海域)33,082ha
●関係都道府県:鹿児島県
奄美群島国立公園は、鹿児島県の南部に位置し、平成29年3月7日に国内34カ所目の国立公園として指定されました。国内最大規模の亜熱帯照葉樹林が広がるとともに、大陸や日本本土との分離・結合を繰り返した島々の地史を背景に、アマミノクロウサギをはじめとする多種多様な固有で希少な動植物が生息・生育し、世界有数の速度で今も隆起するサンゴ礁段丘、琉球石灰岩の海食崖やカルスト地形、世界的北限に位置するサンゴ礁、マングローブや干潟等多様な自然環境を有する地域です。
また、このような自然環境の中での日々の暮らしで育まれてきた伝統的な人文景観も特長的です。
奄美群島国立公園では、このよう大自然を舞台に、海岸沿いの景勝地や海浜巡り、亜熱帯照葉樹林の散策、マングローブでのカヌー体験のほか、シーカヤックやダイビング、グラスボートによる海中景観探勝も体験することができます。このほか、地域固有の動物などを観察するツアーも行われており、訪れる公園利用者へ良質な自然とのふれあいの場・機会を提供しています。
魅力あふれる「奄美群島国立公園」に、ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
(写真左上:金作原、写真右上:百之台、写真左中:井之川岳山頂からの眺望、写真右中:昇竜洞、写真左下:田皆岬からの断崖景観、写真右下:百合ヶ浜)
奄美群島とは?
奄美群島は、九州と沖縄の間に位置する奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、喜界島、徳之島、永良部島及び与論島までの8つの有人島及びその周辺の無人島のことで、いずれの島も鹿児島県に属します。気候帯は「亜熱帯」に属し、黒潮の影響も受けて一年を通じて温暖・多湿で降水量が多く、特に奄美大島は年平均降水量が3,000mm近い国内有数の多雨地帯となっています。
山の木ぬ高さ 風に憎まれり 気む高さむていば 人に憎まれり
自然はバランスの中で 太古からその様を保っている 人も同様である
○奄美大島:面積712.39km2。奄美群島で一番大きな島で、本土と沖縄の両方の影響を受けながらも、大島紬などの独自の文化を持っています。北部は平坦な農地が多く、サトウキビの栽培などが盛んに行われています。島の南部はほとんどが山地で、固有の生物が多く生息・生育します。
打田原海岸
鹿児島県奄美市笠利町
島北部の笠利湾に面した半島にある美しい海岸。プライベートビーチ感覚で海水浴や休憩ができる。天然の塩作りも行われている。
ハートの潮だまり
鹿児島県大島郡龍郷町
近年恋愛のパワースポットとして人気の場所。波打ち際にあるため、潮が引いたときにだけはっきりと見ることができる。
金作原原生林
鹿児島県奄美市名瀬
10mもの高さのヒカゲヘゴの群生を間近で見ることができる亜熱帯性照葉樹林。植物や生物に詳しいガイドが案内するツアーが人気。
フナンギョの滝
鹿児島県奄美市住用町
川内川の上流にある落差約35mの雄大な滝。「舟木を切りに行くところ」という名前がついたと言われている。
マングローブ原生林
鹿児島県奄美市住用町
日本で2番目の面積を誇るマングローブ林。満潮時にはカヌーツアーがおすすめ。干潮時は、干潟の生き物探しも楽しめる。
マテリヤの滝
鹿児島県大島郡大和村
太陽の光が、滝壺に差し込む美しさから「マ・ティダ・ヌ・コモリ(太陽の光が照り輝く滝壺)」と名付けられた滝。
四級親水公園
鹿児島県大島郡宇検村
琉球弧最高峰「湯湾岳水系」のひとつ。川沿いに生える木々には、オオワタリが着生し、うっそうとした雰囲気が味わえる。
高知山展望台
鹿児島県大島郡瀬戸内町
大島海峡と加計呂麻島を一望できる展望台。美しいリアス式海岸が続く大島海峡一帯は、奄美群島国定公園に指定されている。
ホノホシ海岸
鹿児島県大島郡瀬戸内町
打ち寄せる波に洗われた丸い石が一面に積みあがっている海岸。波が引く時は、石同士がぶつかり合い「カラカラ」と音を奏でる。
鶏飯
鹿児島県
奄美大島笠利町発祥の郷土料理。温かいご飯の上に鶏肉・しいたけ・錦糸卵等の具をのせ、熱々の鶏のスープをかけて食べる。
○加計呂麻島:面積77.39km2。大島海峡を挟んで奄美大島南岸と向かい合っています。また、地形は細長く、海岸線が複雑に入り組んでいるため、海岸線長は147.5kmと長くなっています。島内には小さな集落が30カ所ほどあります。
○請島:面積13.34km2。加計呂麻島の南方に位置し、人口は200人程度です。島には請阿室うけあむろ、池地いけじの2つの集落があり、魚釣りやダイビングで訪れる観光客も増えています。
○与路島:面積9.35km2。加計呂麻島の南方に位置し、人口は160人程度です。島の家々は珊瑚石を積み上げて外壁としており、特徴的な街並みを有しています。
加計呂麻島・請島・与路島
デイゴ
鹿児島県大島郡瀬戸内町諸鈍
5月下旬から6月上旬に、鮮やかな濃い朱色の花が咲き誇る。琉球交易の際、目印のために植樹されたといわれている。
巨木ガジュマル
鹿児島県大島郡瀬戸内町於斎
加計呂麻島には、ガジュマルやデイゴ等亜熱帯植物が自生している。於斎(オサイ)のガジュマルは、聖なる巨木でもある。
花富
鹿児島県大島郡瀬戸内町花富
加計呂麻島の中部西側、花富(ケドミ)集落にある静かなビーチ。砂は、やや赤みがかった色をしている。
安脚場
鹿児島県大島郡瀬戸内町安脚場
安脚場は、大島海峡の東の入り口に位置するため大正9年頃から砲台等の軍事施設が設置された。展望の良い高台にある。
渡連海岸
鹿児島県大島郡瀬戸内町渡連
渡連には、レジャー施設があるためマリンレジャーやキャンプを楽しむことができる。地元の人にも人気のスポットである。
諸鈍芝居
鹿児島県大島郡瀬戸内町諸鈍
平資盛が、住民との交流を目的にはじめたとされる伝統芸能。旧暦9月9日に大屯神社で奉納される。国指定重要無形民俗文化財。
徳浜海岸
鹿児島県大島郡瀬戸内町徳浜
海岸の左奥に、ライオンがたて髪をなびかせているような奇岩がある。海は、透明度が高くマリンレジャーには最適。
実久ブルー
鹿児島県大島郡瀬戸内町実久
近くに海中公園があり、青く澄んだ海はダイビングやシュノーケリングに最適。周囲には、シャワー・トイレ・休憩所等も整備。
スリ浜
鹿児島県大島郡瀬戸内町諸数
別名「白い村」と呼ばれるマリンレジャーが整っているビーチ。ダイビング・クルージング・釣り等マリンレジャーが楽しめる。
島尾敏雄文学碑・墓碑
鹿児島県大島郡瀬戸内町呑之浦
呑之浦の海の側にある。小説「死の棘」等の作家島尾敏雄は、この場所で太平洋戦争当時に特攻隊(震洋艇)の指揮を執っていた。
高原海岸
鹿児島県大島郡瀬戸内町与路
与路島の西側にある海岸。海に突き出す桟橋から覗く海の透明度は抜群。外洋に面しているため、流れがきつい海域。
サガリバナ
鹿児島県大島郡瀬戸内町与路
サガリバナは、奄美大島が北限の常緑高木。夏(7月~8月)の夕方から未明にかけて、甘い香りの花が群れ咲き幻想的。
ハミャ島
鹿児島県大島郡瀬戸内町与路沖
請島と与路島の間にある、白い砂浜が美しい無人島。奄美大島か加計呂麻島や与路島から、海上タクシーで渡航。
サンゴの石垣
鹿児島県大島郡瀬戸内町与路
奄美の家々には、風除け等のためサンゴの石垣が積まれている。与路島には、今でも昔ながらの重厚な石垣が残っている。
芭蕉の群生地
鹿児島県大島郡瀬戸内町与路
かつては、芭蕉布の材料として利用されていた芭蕉群生地がある。糸芭蕉からとり出した繊維を紡いで織る伝統工芸品。
ミヨチョン岳
鹿児島県大島郡瀬戸内町請
大山ミヨチョン岳は、標高398mの島最高峰。加計呂麻島・徳之島が眺望できる島の絶景ポイント。希少な植物も数多く見られる。
港
鹿児島県大島郡瀬戸内町請阿室
請島へ渡るは、瀬戸内町古仁屋から町営定期船「フェリーせとなみ」に乗船する。一日2便、古仁屋~請阿室港~池地港。
請阿室海岸
鹿児島県大島郡瀬戸内町請阿室
請阿室海岸から見える海は、特徴的な青緑色。美しい砂浜が広がる、どこか懐かしい風景。波の音、心地良い風がほっとさせる。
請百合
鹿児島県大島郡瀬戸内町請
ササユリの変種で、主に請島で多く自生することからその名がついた。花の香りがよく、姿が美しい。6月上旬に開花。
○喜界島:面積56.93km2。全島ほとんどが珊瑚を起源とする石灰岩でできています。大型の蝶であるオオゴマダラの分布北限地、リュウキュウアサギマダラの集団越冬地としてよく知られています。また、渡りをする蝶として有名なアサギマダラが本州から台湾方面へ向け南下するときの中継地にもなっています。
オオゴマダラ
鹿児島県大島郡喜界町
別名「南の島の貴婦人」と呼ばれる喜界島の保護蝶。全長は、最大15㎝。日本で生息する蝶の中では最大。サナギは、美しい金色。
スギラビーチ
鹿児島県大島郡喜界町中里
天然の入江を利用した人気の海水浴場。沖合に見える奄美大島に沈んでいく夕日を見ながら海水浴ができるのも魅力。
巨大ガジュマル
鹿児島県大島郡喜界町手久津久
樹齢推測100年を超える。見上げると空を覆い隠すように伸びる枝や16mに及ぶ幹回りは圧巻。不思議な島一番のパワースポット。
百之台国定公園
鹿児島県大島郡喜界町
島の中央、標高203mの隆起サンゴ礁の高台。丸みをおびた水平線は、地球の丸さを実感。奄美十景の一つ。
戦闘指揮所跡
鹿児島県大島郡喜界町
太平洋戦争時、部隊によって造られた鉄筋コンクリート造りの地下壕。爆撃を受けた傷跡が残っており、戦争の恐ろしさを肌で実感。
白ゴマ
鹿児島県大島郡喜界町
喜界島は、白ゴマの生産量が日本一。味・香りが良く品質日本一と高評価。健康食品としても好評。写真は、セサミストリート。
荒木中里遊歩道
鹿児島県大島郡喜界町
島の西、荒木~中里を結ぶ2.2kmの遊歩道。群生する亜熱帯植物、東シナ海に見える奄美大島、金色に染めた落日は、どれも感動的。
サトウキビの一本道
鹿児島県大島郡喜界町
見渡す限りのサトウキビ畑と広い空に続くおよそ3㎞の一本道。映画やTVのロケ地としても利用されている。
珊瑚の石垣
鹿児島県大島郡喜界町阿伝
先人は、台風対策として屋敷の周囲に「石垣」を廻らせ防潮や防風をしていた。「阿伝集落」は、昔ながらの石垣を多く目にできる。
夫婦ガジュマル
鹿児島県大島郡喜界町蒲生
道路を挟んでそびえ立つ2本のガジュマルの木。広く張り巡らされた枝からこぼれる木漏れ日は神秘的な雰囲気を醸し出す。
○徳之島:面積247.77km2。島の中央には井之川いのかわ岳だけ(645m)を中心とした山塊が、北部には天城あまぎ岳だけ(533m)を中心とした山塊があり、多くの希少動植物が生息・生育する森に覆われています。山塊の周囲は平地となっており、奄美群島では最も広い耕地面積を有しています。相撲や闘牛も盛んです。特に闘牛は島民が古くから親しんできた伝統行事で、闘牛開催期間中は島全体が熱気に包まれます。
トンバラ岩
鹿児島県大島郡徳之島町金見
釣りのメッカとして有名。天気が良い日は、洋上に浮かぶ与路島と請島(鹿児島県大島郡瀬戸内町)が見える。
ムシロ瀬
鹿児島県大島郡天城町与名間
島の北端にあり、南国では珍しい花崗岩の海岸線。その名の通り、海岸にムシロを敷き詰めたように岩が広がる壮大な景観。
黒畦
鹿児島県大島郡徳之島町黒畦
目の前に広がるソテツの群生。雄大に広がるコバルトーブルーの海。奄美大島が見え、壮大な景観を堪能。
井之川岳
鹿児島県大島郡徳之島町
海から見た井之川岳。徳之島では一番高い山である。東京スカイツリー(634m)よりも少し高い標高645m。
犬之門蓋
鹿児島県大島郡天城町兼久
メガネ岩とも呼ばれる。季節風や荒波によって浸食された断崖・奇岩がそびえ立つ一体は、東シナ海に面す。
犬田布岬
鹿児島県大島郡伊仙町犬田布
1945年(昭和20)4月に撃沈された戦艦大和を旗艦とする特攻艦隊戦没将士の慰霊塔が建立されている。奄美群島国定公園。
花徳浜
鹿児島県大島郡徳之島町花徳
砂浜から見上げる夜空の景色は、宇宙のロマンを感じる瞬間。訪れる人の心を癒してくれる。
犬田布の壁画
鹿児島県大島郡伊仙町犬田布
「闘牛の島、徳之島」を象徴するかのように、かわいいイラストが集落のあちらこちらの壁画に描かれている。
寝姿山
鹿児島県大島郡天城町
飛行機内からの寝姿山。女性の寝ている姿に見えることから「寝姿山」と呼ばれる。徳之島に降立つと最初に出迎える山。
伊仙闘牛場
鹿児島県 大島郡伊仙町伊仙
言わずと知れた徳之島の闘牛。地元の人は、もちろんのこと全国から闘牛ファンが島を訪れ、たくさんの人が集まる。
○沖永良部島:面積93.65km2。カルスト地形が多く見られ、地下には大小200~300の鍾乳洞があります。主に平坦な島です。花き生産が盛んで、特にユリの生産量は日本一です。また、江戸時代後期に西郷隆盛が流された島でもあり、神社や復元された獄舎があります。
田皆岬
鹿児島県大島郡知名町田皆字
島の北西端に位置する屈指の景勝地「田皆岬」。 断崖の高さは、40~50m。奄美十景に数えられるほど素晴らしい景観を誇る。
ウジジ浜海岸
鹿児島県大島郡知名町瀬利覚
長い歳月の間、波や海水による侵食を受けてできた「奇岩」が数多く立ち並ぶ岩礁海岸。夕日が沈む時間は、絶景。
西郷南洲記念館
鹿児島県大島郡和泊町和泊字
江戸時代末期、沖永良部島に遠島された西郷隆盛が一年半の獄中生活を強いられた様子を紹介。翁の遺訓と盛徳を顕彰している。
昇龍洞
鹿児島県大島郡知名町
東洋随一といわれる全長3Km以上の鍾乳洞。一般公開されている部分は600mほど。自然が造り上げた神秘的な世界。
日本一のガジュマル
鹿児島県大島郡和泊町国頭
国頭小学校の校庭に立つガジュマルは、明治31年(1898)に第一期生が卒業記念に植樹したもの。大きさは、日本一。
屋子母海岸
鹿児島県大島郡知名町屋子母
知名町で最も大きい海水浴場。砂浜から沖合いのリーフまではわずか200m。大きな潮の流れがなく穏やかな海岸線。
ワンジョビーチ
鹿児島県大島郡和泊町畦布
島の北側にある白い砂浜が広がる美しいビーチ。海水浴にも最適で、沖永良部島を代表する屈指のビーチ。
フーチャ
鹿児島県大島郡和泊町国頭
島の北岸にある隆起サンゴ礁の洞窟。荒波に浸食され、ぽっかりと大きな口を開けている。風が強い時は、壮大な光景を望める。
ジッキョヌホー
鹿児島県大島郡知名町瀬利覚
ジッキョヌホーとは、「瀬利覚(ジッキョ)の川」の意味。 生命の源として住民の生活を支えてきた。平成の名水百選。
えらぶゆり
鹿児島県和泊町喜美留
島の代表的な特産品。110年余りの歴史を経て,今ではエラブユリとして全国的に親しまれるようになる。見頃は、4月下旬。
○与論島:面積20.8km2。与論島は奄美群島最南端に位置する、島の周囲をリーフで囲まれたサンゴ礁の島です。サンゴの死骸が白砂となって堆積してできた百合ヶ浜は、傑出した美しさです。南に沖縄本島最北端の辺戸岬が見えるほど沖縄県に近く、文化的にも沖縄よりです。
ヨロン駅
鹿児島県大島郡与論町立長
ヨロン島が、日本国有鉄道の周遊券指定地に含まれてから10周年を記念して建てられたモニュメント。電車が通らない架空の駅。
与論の十五夜踊
鹿児島県大島郡与論町城
旧暦の3・8・10月の各15日に嶋中安穏や五穀豊穣を祈願し、地主神社に奉納される芸能。国指定重要無形民俗文化財。
百合ヶ浜
鹿児島県大島郡大金久海岸沖
干潮時に沖合い約1.5キロに現れる幻の砂浜。年齢の数だけ星砂をを拾えば、幸せになれると言われている。
ヨロン島
鹿児島県大島郡与論町
奄美群島の最南端に位置する、周囲約20キロの隆起サンゴ礁の島。島の周囲は、コーラルリーフに囲まれている。
舵引き丘
鹿児島県大島郡与論町叶
島誕生の地。二人の神が漁に出た時舟の舵が浅瀬に引っかかり、その時盛り上がった珊瑚礁が島の誕生であるいう神話がある。
エメラルドグリーン
鹿児島県大島郡大金久海岸沖
島の全体は、遠浅でコーラルリーフに囲まれている。エメラルドグリーンの鮮やかな海が、広がっている。
タイムトンネル
鹿児島県大島郡与論町東区
いつもは海の下に隠れて、干潮時しか現れない「幻のトンネル」。 この下をくぐれば、幸せになれるというパワースポット。
ゆいの丘
鹿児島県大島郡与論町東区
大金久海岸の南部分に位置する「ゆいの丘」。丘の上からは、百合ヶ浜はもちろん沖縄本島が望める。奄美十景の一つ。
夕日
鹿児島県大島郡与論町茶花
島の西側に位置する茶花海岸。大海原に沈んでいく夕日は、まるで映画のワンシーンのように魅惑的で圧巻。
沈船あまみ
鹿児島県 大島郡茶花港沖
茶花港沖合。海底に横たわる全長51.43メートルの船体は、ダイナミックで幻想的。格好のダイビングスポットでもある。
黒花海岸
鹿児島県大島郡与論町那間
島の北東側に位置する海岸。ここ海岸の砂浜は、大変白くキメ細かいことが特徴。シュノーケリングもできるビーチ。
奄美群島国立公園の動植物
奄美群島を含む琉球列島は、後期中新世(約1,000万年前)以降の激しい地殻変動により、大陸や日本本土と陸続きになったり離れたりを繰り返してきました。その時々に様々な生き物たちが琉球列島に渡ってきました。そして島々に閉じ込められた生き物たちは、何万年もの長い年月をかけ島ごとに固有な種へと進化していきました。
そのため奄美群島国立公園には、アマミノクロウサギ、アマミトゲネズミ、ルリカケス、アマミイシカワガエル、アマミミヤマクワガタなどの固有種をはじめ、多種多様な生き物が生息しています。
奄美群島国立公園の山地帯の大部分はスダジイを主とする亜熱帯照葉樹林が広がっています。特に奄美大島や徳之島中北部の亜熱帯照葉樹林は国内最大規模を誇り、喜界島、徳之島南西部、沖永良部島、与論島の隆起サンゴ礁地帯では、アコウ、ガジュマル、ハマイヌビワなどを中心とする森林が発達しています。
また、奄美大島の入り江となった河口の泥湿地にはメヒルギを中心とするマングローブ林も発達しています。
奄美大島マングローブ原生林
奄美大島アマミノクロウサギ
奄美大島アマミイシカワガエル
奄美群島国立公園の海域
奄美群島国立公園の海岸部ではサンゴ礁が発達しており、まとまった規模を有し、サンゴ礁生態系を形成するサンゴ礁としては世界的北限に位置しています。
奄美群島国立公園のサンゴ礁はほとんどが裾礁ですが、与論島では堡礁が見られ、島の北部から南東部にかけては沖合約1kmの範囲内に広大な礁湖が広がり、美しい海域景観を有しています。
また、海岸の砂浜の多くはアカウミガメやアオウミガメの産卵場として利用されています。
写真左:寺崎海岸、写真右:畦海岸
赤ウミガメの産卵
ウミガメは卵からふ化して誰も教えなくても海を目指す
奄美群島の文化
奄美群島では、人の生活圏域と森林地域や海域が近接し、生活はこれらの自然と密接に関わりを持ってきました。このため、集落内外にこれらを示す痕跡を見ることができ、現在のくらしや風習の中にも古くから続く人と自然との関わりを見ることができます。
群島の各地には、神の降り立つ山(神山)や集落を訪れる海の神が立ち寄る小島(立神)、山(森)、島(岩礁)があり、集落には、神の通る道や祭祀を行うアシャゲやトネヤといった建造物、これらを中心とした集落構造、クラゴーやホーといった採水池が残されているほか、山中では、かつての生活で利用されていた古道や耕作地跡、炭窯跡なども見ることができます。
これらの文化を知ることは、奄美群島国立公園の魅力のひとつとして、訪れた人々により豊かな体験をもたらしてくれます。
写真左:井之川岳山頂付近の拝み所 写真右:サンゴの石垣
奄美群島国立公園へのアクセス
飛行機をご利用の場合
<奄美大島>
・羽田または成田空港 ⇒(飛行機 約160分)⇒ 奄美空港
・鹿児島空港 ⇒(飛行機 約65分) ⇒ 奄美空港
・那覇空港 ⇒(飛行機 約65分) ⇒ 奄美空港
<徳之島>
・奄美空港 ⇒(飛行機 約30分) ⇒ 徳之島空港
・鹿児島空港 ⇒(飛行機 約60分)⇒ 徳之島空港
<沖永良部島>
・奄美空港 ⇒(飛行機 約40分) ⇒ 沖永良部空港
・鹿児島空港 ⇒(飛行機 約75分) ⇒ 沖永良部空港
<与論島>
・奄美空港 ⇒(飛行機 約45分) ⇒ 与論空港
・鹿児島空港 ⇒(飛行機 約80分)⇒ 与論空港
・那覇空港 ⇒ (飛行機 約40分) ⇒ 与論空港
新路線の開設について
~「鹿児島-名古屋(中部)線」「鹿児島-奄美大島線」就航~
スカイマーク株式会社は、2018 年 8 月 1 日(水)~10 月 27 日(土)期間の運航ダイヤについて、計画の概要を以下にお知らせいたします。(2018年4月25日 発表)
2018 年 8 月 1 日就航「鹿児島-名古屋(中部)線」「鹿児島-奄美大島線」を開設
2018 年 8 月 1 日(水)より、新路線「鹿児島-名古屋(中部)線」「鹿児島-奄美大島線」の 2路線をそれぞれ1 日 2 往復 4 便にて就航することを決定。鹿児島と中部地方、奄美大島を結ぶアクセスをご提供することにより、お客様の利便性向上に資するとともに、新たな需要喚起を図りたいとの考え。
【運航ダイヤ:2018 年 8 月 1 日~10 月 27 日期間】
この度の新路線就航にあわせて、上記路線にキャンペーン運賃を設定する予定とのこと、
スカイマーク公式ホームページにて発表。それぞれにお尋ねください!
フェリーをご利用の場合 ※毎日運航
奄美群島、ゴールデンウィークには是非お出かけください!
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」の明和町観光大使
協力(順不同・敬称略)
一般社団法人 奄美群島観光物産協会
〒894-0023 鹿児島県奄美市名瀬永田町18-6 TEL 0997-58-4888
一般社団法人 あまみ大島観光物産連盟
〒894-0027鹿児島県奄美市名瀬末広町14-10 AiAiひろば1階 TEL:0997-53-3240
環境省 那覇自然環境事務所
〒900-0022 沖縄県那覇市樋川1丁目15-15 那覇第1合同庁舎1階
TEL:098-836-6400
環境省 〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館 TEL 03-3581-3351
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