福を招くと言われている招福「七福栃」。花言葉は健康、贅沢、豪奢。イギリスでは、栃の花が咲くころの日曜日を、チェストナッツ・サンデーと呼び、日本のお花見のように、花を愛でる。
一昨日、飛騨の「水と桜と自然の郷【荘川】」を紹介したところ、全国各地のZIPANG TOKIO 2020の読者の皆様から「秋に高山や白川郷に行ったけれど近くにそんないい所があるなんて知りませんでした、次回は是非訪ねたいです」「今度は荘川インターで降りてみます」「荘川についてもっと知りたい」「20代のグループで行っても楽しめるのかな~?」等々・・・のメールを沢山頂きましたので急遽、新年にふさわしいテーマで続編の紹介をいたします。
このサイトを初めてご覧になられる方もおられますので、まず荘川の歴史から・・・
荘川の歴史 江戸時代末期までは、現在の「荘川」と世界遺産の「白川郷」は一つの村で、「白川郷」と呼ばれていたそうです。
富山県まで流れている庄川の最上流にあった村が現在の「荘川」で、下流の村が現在の「白川郷」だそうです。明治に入り白川郷が二分割され、先に下流の村が「白川郷」と言う名前を登録され、困った上流の十八ヶ村は、かって白川と呼ばれていた川に荘園が出来て庄川と呼ばれたので、村の名前を「荘川」と名づけたそうです。
飛騨弁を研究されている大西佐七さんによると「飛騨で最も早く開けたのが、現在の荘川・白川郷のある地で、平安末期に藤原氏が白川荘という荘園を所有していた。」とのことです。
それでは、
新しい年まであとわずかです。2017年が良い年でありますように招福についてお話いたします。
招福と言えば「七福神」
七福神の由来について
七福神とは、大黒天(だいこくてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、恵比寿天(えびすてん)、寿老人(じゅろうじん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、弁財天(べんざいてん)、布袋尊(ほていそん)の七つの神様の総称です。「七難即滅、七福即生」の説に基づくように、七福神を参拝すると七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かると言われています。七福は「仁王経」の七難七福という言葉が語源と言われ、七つの福徳をそれぞれの神に配している。七福神の信仰は、室町時代の末期のころより生じたと言われています。
大黒天(だいこくてん)
頭に大黒頭巾をかぶり、右手に打出小槌、左手に大きい袋を持ち肩に背負っている。財宝、福徳開運の神様として信仰されている。
毘沙門天(びしゃもんてん)
「多聞天」とも呼ばれる、憤怒の形相で甲冑を着けた武将の姿をしている。右手に宝棒、または鉾、宝剣など、左手に宝塔をもっている。智慧・開運福徳・出世の功徳があるとされている。
恵比寿天(えびすてん)
唯一の日本の神様。古事記に書かれている蛭子命(ひるこのみこと)。いざなみ、いざなぎの二神の第三子。因みに第一子の天照大御神(あまてらすおおみかみ)の弟。右手に釣り竿、左手に大きな鯛を持つ。漁業の神で、特に商売繁昌の神様としても信仰されている。
寿老人(じゅろうじん)
中国道教の仙人で、福禄寿と同じく星の化身。白髭でにこやかな微笑みをたたえ、手には杖か軍配を持つ。長寿延命、富貴繁栄の神様として信仰されている。
福禄寿(ふくろくじゅ)
千五百才の寿命を持ち長い頭、長い顎鬚、大きな耳たぶが特徴。宝珠や長寿の象徴桃を持つ像もある。寿老人と異名同神。長寿・富貴繁栄の神様として信仰されている。
弁財天(べんざいてん)
唯一の女神で、元はインド河(水)の神。唐服を着て左手に琵琶を持ち右手に持った撥(ばち)で琵琶を弾く。やがて音楽の神、言語の神となり芸術・芸能・文学・弁舌・学問の才能と幸運授与、金銀財宝授与、愛嬌縁結びの徳がある。
布袋尊(ほていそん)
弥勒菩薩の化身といわれ、いつも笑顔を絶やさず人々に接していた人で、中国唐末の明州(浙江省)に実在したと言われる禅僧。肩に掛けた大きな袋は堪忍袋。宝物がいっぱい入っていて、信仰の厚い人に与えられたという。人格形成・富貴繁栄、笑門来福、夫婦円満、子宝の神として信仰されている。
七福神はインド、中国、日本と三国にわたる福の神です。縁を結べば「七福即生」の御利益があります。
荘川の招福「七福栃」の幹は五人でやっと手をつなぐことが出来ます。友人、知人、恋人、ご家族、旅の人と手をつなぐと、きっと「七福栃」からお返しの、2017年一年間の福がもらえますよ。
荘川の巨木 招福「七福栃」
樹高19m、幹周囲は地上1.5mの高さで6.4m、樹齢推定500年と荘川の栃の木で代表的な巨木です。
名前の由来は、その名の通り地上1.5m付近から株立が7本に分かれ、七福神が大きな株の上で踊っているように見えた事から、命名されました。
この木の見所は、大きな岩石が点在する中、ひときわ大きな巨石を根株がしっかり覆い、生育している所です。
梨子谷林道、高速道路橋梁下より300m徒歩5分。歩道整備はしてありますので、是非一度、訪ねてみてください。2017年はきっと良いことがありますよ。
森の中につくられたマイナスイオンいっぱいの「荘川であいの森」
恋人は両方から階段を上り社の中で出逢うと二人は結ばれる「荘川であいの社」
荘川であいの森で初めて会った人もきっとお友達になれますよ。
飛騨の匠が、飛騨の木の性を生かして造った荘川であいの森の館
荘川であいの森とは
この森は生活環境保全林整備事業として、国・県と荘川村(現在 荘川町)が昭和60年度から62年度までの3ヵ年に整備したもので、保健休養の場と国土の保全機能を向上させるために整備されたものです。
自然は保護するとともに、粗悪な林地は郷土樹種と花木を植栽し林相を改良しました。
『荘川であいの森』の名称は公募により選定したもので、この地は飛騨・美濃及び越中の交通の要所であるところから、昔から生活・経済・文化の接点として人と人との出合いのところであることと、この森が訪れる若者たちの出逢いの場となることを願い命名されました。
県民の皆様方の自然探索の場として、或いは憩いの園として末永くご利用下さいとのことですが、
最近は、他府県から来られた女子会のメンバーの方たちが、森林のフィトンチッドによるマイナスイオンをいっぱい浴びて心身癒されて都会に戻って行かれるそうですよ。
都会のオフィスはパソコン一人一台の時代で朝から夕方までパソコンに向かって仕事です、
きっとプラスイオンや電磁波でストレスもたまりやすいのだと思います。
住宅においても、深夜になると床から50センチ位プラスイオンが蓄積され人もペットもストレスが溜まりあまりよくないようですよ、やはり土日は森林浴、温泉浴が一番ですね。
「荘川であいの森」に来られては如何ですか、荘川であいの森の妖精たちが、きっと、あなたの新しい出会いを見つけてくれる筈!
荘川はウインタースポーツも充実!
荘川高原スキー場
キッズ専用ゲレンデの充実、ファミリーが安心して、ゆったりとした1日を過ごせます。又、斜度もなく広いゲレンデでスキー、ボード、そり遊びやかまくら作りなど
が思う存分楽しめます。
レンタルショップORスキー学校も新しくなり、スキー・ボードとレンタルも増えました。 スキー学校は誰でも、気軽に入校できます。 小さなお子様から上級者まで、親切に教えてくれます!
荘川の交通アクセス
東京方面から
お車でお越しの場合
【東京】中央道→【松本IC】R158 →高山→中部縦貫道【高山】→【飛騨清見JCT】→東海北陸自動車道【荘川IC】
電車でお越しの場合
【東京】東海道新幹線/1時間36分 →【名古屋】高山本線ワイドビューひだ/2時間9分→【高山】→【高山濃飛バスセンター】濃飛バス荘川線牧戸行→【桜の郷荘川】下車
バスでお越しの場合
【新宿駅西口】→【高山】→【高山濃飛バスセンター】濃飛バス荘川線牧戸行→【桜の郷荘川】下車
大阪方面から
お車でお越しの場合
【豊中】 名神高速→【一宮JCT】東海北陸自動車道 →【荘川IC】
電車でお越しの場合
【新大阪】東海道新幹線/52分 →【名古屋】高山本線ワイドビューひだ/2時間9分→【高山】→【高山濃飛バスセンター】濃飛バス荘川線牧戸行→【桜の郷荘川】下車
バスでお越しの場合
【天王寺】→【高山】→【高山濃飛バスセンター】濃飛バス荘川線牧戸行→【桜の郷荘川】下車
名古屋方面から
お車でお越しの場合
【名古屋】名神高速→【一宮JCT】東海北陸自動車道→【荘川IC】
電車でお越しの場合
【名古屋】高山本線ワイドビューひだ/2時間9分→【高山】→【高山濃飛バスセンター】濃飛バス荘川線牧戸行→【桜の郷荘川】下車
【名古屋】高山本線ワイドビューひだ→【美濃太田】長良川鉄道乗り換え→【美濃白鳥】白鳥交通(バス)白鳥荘川線→【牧戸】下車
バスでお越しの場合
岐阜バス(要予約) 【名鉄バスセンター】→東海北陸自動車道→【荘川IC】→【桜の郷荘川】【牧戸】下車
濃飛バス(要予約)【JR名古屋駅】→【高山】→【高山濃飛バスセンター】濃飛バス荘川線牧戸行→【桜の郷荘川】下車
金沢方面から
電車でお越しの場合
【金沢】→【富山】→【高山】→【高山濃飛バスセンター】濃飛バス荘川線牧戸行→【桜の郷荘川】下車
富山方面から
お車でお越しの場合
【富山】北陸道→【小矢部JCT】東海北陸自動車道→【荘川IC】
電車でお越しの場合
【富山】→【高山】→【高山濃飛バスセンター】濃飛バス荘川線牧戸行→【桜の郷荘川】下車
■高速道路の料金・経路はNEXCO西日本ホームページで検索できます。
■JR各社の時刻表はえきから時刻表で検索できます。
■JRの経路・時間はJRおでかけネットで検索できます。
■バスの時刻表・乗り場案内等は濃飛バスのホームページでご確認ください。
■高山濃飛バスセンターはJR高山駅を出てすぐ左側です。
荘川の四季 荘川は春・夏・秋・冬どの季節でも楽しめます!
荘川の水と空気と温泉と自然食は一年中いつでも満喫できます!
荘川の春の訪れは樹齢500年といわれる荘川桜の開花ではじまる
荘川の夏は蕎麦と白山の景色と水を感じない位に透き通った渓流の鮎や岩魚(イワナ)
荘川の秋は里や山々の錦絵のような紅葉とウォーキング
荘川の冬は霧氷を眺めるもよし、かまくらづくりやスキー・スノボなどウインタースポーツを楽める
協力・お問い合わせ
荘川観光協会 〒501-5413 岐阜県 高山市 荘川町新淵446 TEL:05769-2-2272
荘川町まちづくり協議会 〒501-5413 岐阜県 高山市 荘川町新渕430‐1 TEL:05769-8-6005
0コメント