飛騨 高山市荘川の蕎麦の畑・背景は夏の白山
フード・アクション・ニッポンとは
フード・アクション・ニッポンは、
日本の食を次の世代に残し、創るために、
民間企業・団体・行政等が一体となって推進する、
国産農林水産物の消費拡大の取り組みです。
平成28年度で9年目を迎え、「推進パートナー」(活動主旨に賛同し登録した企業・団体等)は9,585社(※)に至ってます。 ※平成28年11月30日現在
フード・アクション・ニッポンの想い
多くの消費者が、国産農林水産物を選択して、使う、食べることで、生産者の方々からより多くの国産農林水産物が作られるようになり、食品にかかわる企業・団体の方々から、国産農林水産物を使ったより優れた商品や料理、食生活が提案され、それによりさらに多くの人が国産農林水産物を選択する--- 。その結果、『豊かな美味しい国産の食品に満ちた、ニッポン』という国をつくっていきたいと願っています。
日本の食料事情
現在の日本の食料事情
2013年「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。また日本人の食生活はバラエティに富み、世界一豊かだとも言われています。しかし、日本の食料自給率は減少傾向にあり、カロリーベースで約6割、生産額ベースで3分の1の食料を、それぞれ輸入に頼っています。
日本の食料自給率はカロリーベースで39%、生産額ベースで64%
現在の日本の食料自給率は39%(カロリーベース)。食料の多くを外国に依存しており、何らかの事態で外国からの食料供給が止まってしまうと、私たちの食生活は大きな影響を被ってしまいます。
こうした状況をすべての国民の皆様が認識し、食とのかかわりを新たに考える。
そのために政府では、平成19年7月から「食料の未来を描く戦略会議」を開催。戦略会議から平成20年5月に出されたメッセージに呼応する形で、同年10月に「フード・アクション・ニッポン(FOOD ACTION NIPPON)」を立ち上げ、その基盤となる組織として「フード・アクション・ニッポン推進本部」を発足いたしました。
フード・アクション・ニッポンの目標は「“おいしいニッポンを”残す、創る」こと。そのために、国産農林水産物の消費拡大を推進しています。
食料自給率低下の原因の一つは私たちの食生活の大幅な変化にあります。米や野菜など食料自給率の高い食料を中心とした食生活から、畜産物や油脂、加工食品等を多く摂取する食生活へと変わりました。これらの食品そのものやその原材料や飼料を輸入に頼る場合が多いため、食料自給率が低下することとなりました。
これからの食料輸入
世界の人口は70億人を突破し、今も増え続けています。世界規模で食料問題が深刻化する中、今までのように多くの食料を外国から輸入し続けるのは難しくなる可能性があります。私たち日本人にとって世界の食料事情や食料自給率の問題は他人事ではありません。
フード・アクション・ニッポン アワードとは
国産農林水産物の消費拡大に寄与する事業者・団体等の優れた取り組みを表彰し、全国へ発信することにより、事業者・団体等によるさらなる取り組みを促進することを目的として2009年に創設した表彰制度です。
今年度は、大手百貨店、流通、外食事業者等が審査委員となり国産農林水産物の魅力を活かした優良な産品をコンテスト形式で発掘し、各社の販路を通じて消費者に届けていきます。
みなさまの地域の食材や食文化を活かした産品を毎年募集します。(2017年はこれから募集)
実施概要
主催 農林水産省
応募対象
応募主体 生産者・食品製造 / 加工事業者等
対象産品 国産農林水産物の消費拡大に寄与する農林水産物・加工食品等の産品
内容・具体例
●穀物類(米、麦、トウモロコシ、ソバ、大豆等)、野菜、果物、畜産(食肉、乳製品、鶏卵、蜂蜜等)、水産(魚介、海藻等)、その他一次生産物全般 ●調味料(味噌・醤油他) ●加工食品(麺類・菓子類・飲料等) ●中食(弁当・惣菜) ※同一企業・団体から複数の産品を応募することができます。 審査基準 審査方法 全国に販路を持つ大手百貨店、流通、外食事業者等による書類審査(一次審査)にて 「入賞」100産品を選定 「入賞」100産品から品評会審査(最終審査)にて「受賞」10産品を選定
第8回 フード・アクション・ニッポン アワード 2016年度受賞産品(10産品) 入賞は100産品
ライスグラノーラ きなこ味・メープル味・和風だし味
企業・団体・組織名株式会社むらせ
幻の2日ひじき
企業・団体・組織名株式会社おおいた姫島
まるごと玉ねぎスープ(しょうが)
企業・団体・組織名谷尾食糧工業株式会社
瀬戸田レモンケーキ島ごころ
企業・団体・組織名株式会社島ごころ
ブラウンスイス牛コンビーフ
企業・団体・組織名十勝清水コスモスファーム(株式会社 風車)
一福百果 まるごとみかん大福
企業・団体・組織名株式会社 清光堂
落花生の生カステラ
企業・団体・組織名有限会社 金田屋
伝統黒米 弥生紫
企業・団体・組織名なかがわ野菊の里
甘薫る焼き芋(2016年12月より「寝た芋」へ変更)
企業・団体・組織名株式会社芝山農園
旅のはじまりのビール
企業・団体・組織名十勝シティデザイン株式会社
フード・アクション・ニッポン アワード【最終審査委員】
アマゾンジャパン合同会社 バイスプレジデント 前田 宏氏
イオンリテール株式会社 代表取締役社長 岡崎 双一氏
株式会社イトーヨーカ堂 代表取締役社長 亀井 淳氏
株式会社紀ノ國屋 代表取締役社長 桑原 健氏
株式会社東急百貨店 代表取締役社長 二橋 千裕氏
株式会社トランジットジェネラルオフィス 代表取締役社長 中村 貞裕氏
株式会社フォーシーズ 代表取締役会長兼CEO 淺野 秀則
株式会社三越伊勢丹ホールディングス 代表取締役社長執行役員 大西 洋
株式会社ローソン 代表取締役 会長CEO 玉塚 元一
協力
農林水産省 住所:〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1
電話:03-3502-8111(代表)
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