2020年東京オリンピック・パランピックに向けて、新しい案内用図記号の案を取りまとめました
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、外国人観光客の更なる増加が見込まれています。そこで、案内用図記号を規定する国内規格(JIS)について、日本人だけでなく外国人観光客にもより分かりやすい案内用図記号とするため、JIS改正原案作成委員会で議論を行ってきました。前回までに温泉マークを含む7つの案内用図記号の変更及び「ヘルプマーク」の追加について取りまとめました。
今回新たに15種類の案内用図記号を追加した最終改正案を取りまとめ、今後、必要な手続きを経て、平成29年7月20日にJISZ8210を改正する予定です。
1.新たに追加する案内用図記号について
案内用図記号のJIS Z8120が制定された2002年から世の中の状況が大きく変わる中で、2020年の東京オリ・パラに向けて、日本人だけでなく、外国人観光客等にも必要性が高いと思われるものについてJIS改正原案作成委員会(※)で審議し、新たに15種類を追加することとしました。(※JIS改正原案作成委員会のメンバーは下記参照)
新たに追加する15種類の案内用図記号案(詳細は上記参照)
2.今後の予定について
7つの案内用図記号の変更及び新規図記号の追加等を取り入れたJISZ8210については、日本工業標準調査会(JISC)での審議、必要な手続きを経て平成29年7月20日に改正する予定です。
(委員会構成メンバー)
・内閣官房 東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局
・総務省消防庁
・警察庁
・文部科学省
・厚生労働省
・国土交通省
・国土交通省観光庁
・国土交通省国土地理院
・東京都 オリンピック・パラリンピック準備局
・東京都 福祉保健局
・(一財)国際観光サービスセンター
・(一社)全国空港ビル協会
・(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
・(一社)日本ショッピングセンター協会
・(公社)日本バス協会
・(一社)日本ホテル協会
・(一社)日本旅客船協会
・JR各社、民営鉄道各社
・日本身体障害者団体連合会
・全国手をつなぐ育成会連合会 等
協力
経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
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