国立近現代建築資料館では,これまで,「坂倉準三展」(平成25年度),「吉阪隆正+
U研究室展」(平成27年度),「大髙正人展」(平成28年度)を開催し,各建築家の
設計思想や挑戦の軌跡を多様な建築資料を用いて御紹介いたしました。
それぞれの展覧会の観覧者は約1万人にも及び,御好評を頂きました。そこで,この度
の展覧会では,この3人の建築家の活動を,具体的な建築プロジェクト〈坂倉準三:出光
興産給油所関連施設,吉阪隆正+U研究室:ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館,大髙正
人:農協事務所建築〉に焦点を当てて,各人がどのようにプロジェクトに向き合い,試行
錯誤を重ね,発想を膨らませたのか,その情熱を過去の展覧会で御紹介できなかった資料
群を通じてお伝えします。あわせて,新規収蔵資料として,渡辺仁と平田重雄の建築資料
を初めて御紹介します。
【開催概要】
・名 称:平成29年度国立近現代建築資料館収蔵品展
・会 期:平成29年6月10日(土)~9月10日(日)
・会 場:文化庁国立近現代建築資料館
(東京都文京区湯島4-6-15 湯島地方合同庁舎内)
・開館時間:10:00~16:30 ・休 館 日:会期中無休
・主 催:文化庁
・協 力:公益財団法人東京都公園協会
利用案内
開館日: 企画展示により異なります。(当館では常設展示は行っておりません)
開館時間:10:00~16:30
入場料: 無料
(旧岩崎邸庭園から入館する場合は、庭園観覧料400円が
掛かります。また、土日・祝日は岩崎邸庭園からの入館
のみとなります)
所在地: 東京都文京区湯島4-6-15
連絡先: TEL 03-3812-3401 FAX 03-3812-3407
*20名以上の団体で来館される方は、事前にご連絡ください。
*国立近現代建築資料館に駐車場はございません。公共機関をご利用いただくか、周囲のコインパーキング等をご利用ください。
本展示の構成と見どころ
プロジェクト展⽰
所蔵資料から特定の建築プロジェクトに着目し,当該プロジェクトに係る建築資料を一堂に集 め,その全容を紹介する資料展示です。代表的な図面だけでは把握することが困難な設計の 方法論や建築家たちの挑戦の軌跡を,文化庁国立近現代建築資料館 が保有する数々の資料を通して幅広く紹介します。
国立近現代建築資料館
旧岩崎邸と国立近現代建築資料館
旧岩崎邸庭園
旧岩崎邸階段ホール
旧岩崎邸別館撞球室(ビリヤードルーム)はベランダから中を覗き込むことができる
国立近現代建築資料館入口
協力
文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話番号(代表)03(5253)4111
国土交通省 〒100−8918 東京都千代田区霞が関2-1-3 (代表電話) 03-5253-8111
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