青森ねぶた祭の掛け声ラッセラーには「出せ、出せ、ろうそく出せ、出さねばかっちゃくぞ」という奥深い由来があるそうです。是非調べてみてください。
日本の火祭り「青森ねぶた祭」は毎年8月2日~7日の日程で開催され、300万人を超える人出を数えます。
青森ねぶた祭は、20数台の大型ねぶたが出陣し、約3.1kmのコースを2日~6日は夜、最終日の7日は昼に運行されます。
正装衣装を着ていれば、誰でも参加することが出来ます。
昭和55年、国の「重要無形民俗文化財」に指定されました。
【ねぶたの起源】
七夕様の灯籠流しの変形であろうと言われてますが、その起源は定かではありません。
①奈良時代に中国から入った七夕祭りと、古来から北国青森にある習俗と精霊送り、人形送り、虫送り等の行事と一緒になり、紙と竹、ろうそくが普及されると灯籠となり、それが変化して扇ねぶた・人形ねぶたとなったと考えられています。
②「ねぶた」という名称は、東北地方を始め、信越地方「ネンブリ流し」、関東地方「ネブチ流し」等の民族語彙分布と言語学から「ねむりながし」の眠りが「ねぶた」に転訛したものと考えられています。
【ねぶたについて】
◆大きさ
運行する台車(高さ約2m)に乗せて全体の大きさは高さ5m、幅9m、奥行き7m、重さ4t
◆使用している電球
800~1,000個
◆運行にかかる費用
1台約2,000万円と言われ、そのうちねぶた師の報酬は400~500万円でその大半を材料費・人件費(電気関係・紙貼り等)に費やします。
◆制作期間
約3ヶ月
◆1台のねぶたに参加しているハネト
500~1,000人くらい、多い時には2,000人以上になります。
会期 毎年2日~7日(前夜祭は1日)
1日 前夜祭 18:00~21:00頃(会場:青い海公園特設ステージ)
浅虫温泉花火大会 19:00~20:40頃(会場:浅虫温泉)
2日~3日 子供ねぶた・大型ねぶたの合同運行 19:10~21:00
4日~6日 大型ねぶたの合同運行 19:10~21:00
7日 大型ねぶたの合同運行 13:00~15:00
青森ねぶた祭海上運行・青森花火大会 19:15~21:00
2017年ミスねぶた決定!
青森ねぶた祭を彩る第46回ミスねぶたコンテストが平成29年6月24日(土曜日)にねぶたの家ワ・ラッセで行われ、ミスねぶたグランプリ1名、ミスねぶた2名が選出されました。
ミスねぶた(左)荒川千佳、ミスねぶたグランプリ(中央)山内蘭子、
ミスねぶた(右)三潟愛子
コンテストで選ばれた「ミスねぶたグランプリ」「ミスねぶた」は、ねぶた祭期間中のねぶたの運行に彩りを添えるほか、県内外で行われるねぶた祭関連イベントや青森市の観光PRイベントで青森の魅力をPRしますので、みなさんイベントなどで見かけたらぜひ応援してください!
交通アクセス
協力(順不同)
公益社団法人 青森県観光連盟 〒030-0803 青森市安方1-1-40 TEL:017-735-5311
青森県観光国際戦略局誘客交流課 〒030-8570 青森市長島1-1-1 TEL:017-734-9384
青森市役所経済部観光課 〒030-8555 青森市中央一丁目22-5 電話番号:017-734-5179
文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話番号(代表)03(5253)4111
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