文化財
文化財は,我が国の長い歴史の中で生まれ,はぐくまれ,今日まで守り伝えられてきた貴重な国民的財産です。このため国は,文化財保護法に基づき重要なものを国宝,重要文化財,史跡,名勝,天然記念物等として指定,選定,登録し,現状変更や輸出などについて一定の制限を課す一方,保存修理や防災施設の設置,史跡等の公有化等に対し補助を行うことにより,文化財の保存を図っています。また,文化財の公開施設の整備に対し補助を行ったり,展覧会などによる文化財の鑑賞機会の拡大を図ったりするなど文化財の活用のための措置も講じています。
さらに,我が国を代表する文化遺産の中から顕著な普遍的価値を有するものをユネスコに推薦し,世界文化遺産への登録を推進しています。
~国宝・重要文化財(美術工芸品)の指定について~
文化審議会(馬渕 明子 会長)は,同審議会文化財分科会の審議・議決を経て,7件の美術工芸品を国宝に,37件の美術工芸品を重要文化財に指定することについて,文部科学大臣に答申しました。
これらの文化財については,すでに東京国立博物館[上野公園]で開催された「平成29年新指定国宝・重要文化財」展において公開されましたが、具体の出品文化財等については,後日公表予定である。
協力
文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話番号 03(5253)4111
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