日本政府の関連施策の前に、1965年(昭和40年)3月18日愛知県犬山市の入鹿池のほとりに開村した博物館 明治村を簡単に紹介しましょう。
徳川家康から265年続いた江戸時代。
1867年(慶応3年)、15代将軍 徳川慶喜が大政奉還を行ない、その翌年の1868年9月8日明治と改元され、後に人々が「古き良き時代」と称する、明治の扉が開かれました。昭和以降に生まれた私たちにとって、身の回りで明治を感じることのできる物は、ほとんどありません。「古き良き時代」と言われている明治は、一体どんな時代だったのか?当時の建築や生活を通してきっと「博物館 明治村」が解き明かしてくれることでしょう。
博物館 明治村(犬山)で、明治の雰囲気をまるごと体感!
博物館 明治村(初代徳川夢声氏から数えて四代目の村長は阿川佐和子氏)は、明治期の建物を中心に「日本最古級の蒸気機関車」「京都市電」の体験乗車をはじめ、ハイカラ衣装体験、グルメなど「明治」を見て、触れて、味わう、他に類を見ない体験型の野外博物館です。
敷地面積約100万m² 南北約1100m 東西約620m
移築展示建造物件数67件(重要文化財11件、愛知県指定文化財1件)
博物館 明治村(犬山)聖ザビエル天主堂 明治23年(1890)5月1日、聖フランシスコ・ザビエルを記念して献堂された。
博物館 明治村(犬山)帝国ホテル 「フランク・ロイド・ライト設計」
博物館 明治村(犬山)金澤監獄
博物館 明治村(犬山)三重県庁舎
博物館 明治村(犬山)東山梨郡役所(正面)、右の一番手前は札幌電話交換局。左の一番手前は千早赤阪小学校講堂。一階が雨天体操場、二階が講堂となっているこの建物は、もとは大阪市北区大工町の堀川尋常小学校にあったが、南河内郡千早赤阪村の小学校に移築されたものである。
博物館 明治村(犬山)宇治山田郵便局舎
博物館 明治村(犬山)北里研究所本館・医学館
博物館 明治村(犬山)森鴎外や夏目漱石の木造住宅も移築されている。
博物館 明治村(犬山)バスの下は天童眼鏡橋、シルバーの鉄橋は隅田川新大橋、右奥はルネッサンス様式の川崎銀行本店、手前のレンガ造は金澤監獄正門、左奥は内閣文庫。内閣文庫は、明治6年(1873)赤坂離宮内に太政官文庫という名で開設された明治政府の中央図書館である。
博物館 明治村(犬山)聖ヨハネ教会堂
博物館 明治村(犬山)蒸気機関車
小説から生まれたグルメ 食道楽の「コロッケー」「カレーパン」
愛知県出身の村井弦齋により、明治時代に書かれた恋愛グルメ小説『食道楽』に記載されたレシピを、明治村で再現し、現代風にアレンジ。
平成30年(2018年)は、明治元年(1868年)から満150年の年に当たります。
平成30年(2018年)は、明治元年(1868年)から起算して満150年の年に当たります。この「明治150年」をきっかけとして、明治以降の歩みを次世代に遺すことや、明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは、大変重要なことです。このため、政府においては、こうした基本的な考え方を踏まえ、「明治150年」に関連する施策に積極的に取り組んでいます。
明治150年とは
平成30年(2018年)は、明治元年(1868年)から起算して満150年に当たります。
政府では、内閣官房副長官を議長とする「「明治150年」関連施策各府省連絡会議」を設け、
1「明治以降の歩みを次世代に遺す施策」
2「明治の精神に学び、さらに飛躍する国へ向けた施策」
3「明治150年に向けた機運を高めていく施策」
の3つを柱として、政府一体となって「明治150年」関連施策を推進している。
国だけでなく、地方公共団体や民間も含めて、日本各地で、「明治150年」に関連する多様な取組が推進されるよう、
ロゴマークの使用促進や広報などを通じて、「明治150年」に向けた機運の醸成を図ってい
ます。
基本的な考え方
施策の方向性
明治以降の歩みを次世代に遺す施策
明治期に関する文書、写真等の資料の収集・整理、デジタル・アーカイブ化の推進 等
明治の精神に学び、更に飛躍する国へ向けた施策
日本の各地域ごとに、明治期に活躍した若者や女性、外国人を掘り起こして光を当てることにより再認識するとともに、建築物の公開など、当時の技術や文化に関する遺産に触れる機会を充実すること 等
今後、各府省庁において、具体的な関連施策の実現に向けて積極的に取り組んでいく。併せて、広報などの充実を図りつつ、地方公共団体や民間も含めて多様な取組が日本各地で推進されるよう、明治150年に向けた機運を高めていく。
デジタルアーカイブ
「明治150年」にまつわるデジタルアーカイブ集の紹介。
政府の取組
日本政府は「明治150年」に向けた関連施策を推進しています。
明治150年に向けた関連施策の推進について
平成30年(2018年)は、明治元年(1868年)から満150年の年に当たります
明治以降、近代国民国家への第一歩を踏み出した日本は、明治期において多岐にわたる近代化への取組を行い、国の基本的な形を築き上げていきました。
内閣制度の導入、大日本帝国憲法の制定、立憲政治・議会政治の導入、鉄道の開業や郵便制度の施行など技術革新と産業化の推進、義務教育の導入や女子師範学校の設立といった教育の充実を始めとして、多くの取組が進められました。
また、若者や女性等が海外に留学して知識を吸収し、外国人から学んだ知識を活かしつつ、単なる西洋の真似ではない、日本の良さや伝統を活かした技術や文化も生み出されました。
政府では、「明治150 年」を迎える平成30 年(2018 年)を節目として、改めて明治期を振り返り、将来につなげていくために、地方公共団体や民間企業とも一緒になって様々な取組をしています。
ここでは、代表的な取組を紹介します。
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(順不同・敬称略)
内閣府 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
農林水産省 〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1 電話:03-3502-8111(代表)
文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話番号(代表)03(5253)4111
国土交通省・観光庁 〒100−8918 東京都千代田区霞が関2-1-3 (代表電話) 03-5253-8111
経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
外務省 〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1地図電話(代表)03-3580-3311
文部科学省 〒100-8959 東京都千代田区霞が関三丁目2番2号 電話:03-5253-4111(代表)
法務省 〒100-8977 東京都千代田区霞が関1-1-1 電話:03-3580-4111(代表)
犬山市観光協会 〒484-0086 愛知県犬山市松本町4-21 TEL:0568-61-2825
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