下栗の里の霜月祭り
遠山郷一体には、鎌倉時代に起源を持つといわれる「霜月祭り」があり、昭和54年2月に国の重要無形民俗文化財に指定され、旧暦の霜月に村内4つの地区(上町、中郷、下栗、程野)に神事が行われています。
さらに下栗には、370年程前の江戸時代から「掛け踊り」が村内では唯一伝わっています。この「下栗掛け踊り」は、豊穣祈願予祝する雨乞い踊りと念仏踊りの形で、毎年8月15日の例祭で行われています。平成11年には「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に指定されました。
昨年、当サイトで紹介した、南信州秘境の里「遠山郷・下栗の里」が手づくり名物・物産展を名古屋・栄の中日ビルにて開催いたします。皆様お楽しみに当日は是非ご参加ください。
◇南信州・飯田市 観光物産展が開催されます。
日時 2017年1月12日(木)~13日(金) 午前10時~午後4時まで
会場 名古屋中日ビル 2階 特設会場
遠山郷観光大使「とおやま丸」が秘境の里、人情の里、 南信州遠山郷の魅力を皆さんにお伝えし、また、 南信州のうまいものをお届けしにまいります。
味覚・特産物(一例)
最大傾斜38度の下栗の急傾斜畑で作られている小振りなジャガイモです。かつて年2回収穫できたことから「二度イモ」と呼ばれています。甘味とデンプン値が高く、煮込んでも煮崩れしない特徴があります。特有の旨味は下栗の土でしかできないとされます。
小さめの下栗イモをゆで3~4つを串に刺し、地元産のえごま味噌やくるみ味噌・ねぎ味噌などをつけて炉端焼きした食べ物です。ホクホクしながらも型くずれしないイモの食感と、香ばしい味噌タレが食をそそります。平成14年には長野県の選択無形民俗文化財に指定されています。
昔ながらのやり方で作った豆腐です。形崩れしない弾力があり、そのまま食べても田楽やお味噌汁などにも合う、大豆の味と香りが生きているお豆腐です。
遠山郷手作りとうふ 歯ごたえしっかり。なつかしの味
冷奴、湯豆腐、田楽、けんちん汁……。 どこにでもあり、誰もが昔から親しんできた日本の味、豆腐。 けれど遠山郷の手作り豆腐は、”そんじょそこら”のものとはひと味違います。
下栗の畑で採れたコンニャク芋から作る手作りコンニャクは、味、香り、食感すべてが市販のものとは違います。
下栗イモを収穫した後、畑にはソバが播かれます。8月の終わりから9月半ばにかけ、里はソバの白い花で美しく彩られます。
収穫されたソバの実の多くは栽培契約している都会の専門店へ出荷されます。
海で獲れる魚がなかなか手に入らない時代、下栗ではサンマはご馳走でした。そのサンマをブツ切りにしてソバ粉を練ったダンゴの中へ入れて焼いた下栗独特の郷土食です。
サンマの旨味がソバがきに染み渡り、両者の個性が一体となった絶妙なおいしさです。
標高800~1,000mの高地で栽培されている下栗のお茶は、タンニンが少なく、口に含むと甘味が広がります。
上村一帯のお茶は、赤石銘茶のブランドで販売されています。
今でもこんにゃくの手作りを続けている木沢下中根の山崎典子さんによれば、 「同じ大きさの芋でも、若い玉があったり年を経た玉があったりするので、それぞれ入れる水分の量も加減しなければいけません。だからどれひとつとっても同じこんにゃくはできないんです」 とのことです。
アマゴとヤマメは姿がほとんど同じで、淡白な身や柔らかい骨など、川魚としての美味しさも変わりません。ただ、アマゴには脇腹に赤い斑点があり、ヤマメにはそれがないのが特徴です。
どちらもサケ科で、ヤマメは北のサクラマスの陸封型、アマゴは南のサツキマスの陸封型です。遠山川を含む天竜川水系はアマゴ分布圏となっています。
遠山焼き「買うもよし、作るもよし、あったかい器たち」
芸術品なんて作りません。ぼくが作るのは毎日の暮らしに必要なものばかりですよ」
その言葉の通り、松沢さんの手による作品は茶碗や湯呑など、日用品がほとんど。飾り気はありませんが素朴な温かみに満ちた、いかにも遠山の風土にぴったりの器たちです。
地元のおばさん達が作る「ふじ姫饅頭」は売り切れたら閉店しますので、お早めに買って下さい。よもぎとそばの2種類あります。
南信州遠山郷地酒「霜月祭」「神々の棲む里」 遠山郷限定販売の銘酒です。
遠山ジンギスや、山肉のお店「スズキヤ」。お土産の肉につけてお客さんに配っている直筆の「若旦那のお便り」は、遠山谷の四季の移り変わりや、若旦那のこだわりが見えて楽しい。
遠山地鶏は、平成十四年度から天満雉養殖組合が村の委託を受けて飼育・加工・販売を行っている新しい特産品です。
シャモ(軍鶏)を父親、白色プリマスロックを母親に持ち、シャモゆずりの肉質と歯ごたえ、そしてコクのある旨味が特徴です。
長野県では平成元年からしなの鶏銘柄確立事業にとりくみ、木曽では木曽地鶏、駒ヶ根ではアルプス地鶏と呼ばれています。
遠山地鶏もしなの鶏のひとつで、これと全く同じヒナ鳥が宮内庁の御料牧場で飼育され、宮内料理に使用されているという、格式高い地鶏なのです。
平成十一年に施行された特定JAS規格には、地鶏の定義が定められています。その条件とは、
1.在来種由来の血液が50%以上含まれており、出生証明ができること
2.孵化日から八十日以上飼育していること
3.二十八日齢以降を平飼いで飼養していること
4.二十八日齢以降を一平方メートル十羽以下で飼育していること
遠山地鶏はこうした基準を厳格に守って飼育されています。
スビテ。聞きなれない名前かもしれませんが、いわゆる”しめサバ”のことです。 おそらくは、「酢浸し」がその名の由来と思われます。 それにしてもなぜ、海の魚であるサバが、遠山郷の名物なのでしょうか。
その答えは、秋葉街道の歴史にありました。
日本を南北に分断する中央構造線。 ここ遠山郷で、遠山川断層と赤石断層が交差しています。 この地域独特の断層の上からは、 天然の「気」が発生しているといわれています。
全国でも珍しい42.5度のナトリウム・カルシウム塩化物泉は、 神事を大切にするこの地にあって、まさに神からの宝物です。 大自然の個性的な趣と心と身の癒しに加え、 神にも出会えそうな、心あらたかなひとときを満喫してください。
塩の味がする不思議なお湯
全国でも珍しい42.5度の塩化物温泉は、ほんのり塩味がする不思議なお湯。塩の効果で体がとても温まります。
この遠山温泉は、日本温泉物理気候学会認定の温泉療法専門医丸山哲弘先生もおすすめの療養温泉です。
大自然の個性的な趣と心の癒やし、まさにお湯につかりながら神様に出会えそうなひとときを満喫してください。
道の駅遠山郷 かぐらの湯
遠山郷・和田宿の遠山川沿いにある「道の駅遠山郷」にかぐらの湯はあります。木の香りが漂う無料休憩室や、地元の郷土料理を味わえる食堂を兼ね備えた、温泉保養施設となっております。
広い駐車場には、近隣各所からたくさんの観光客が訪れ、秘境の湯を楽しみに来られています。
玄関前には、かぐらの湯のシンボル、水の王が湯立てをする大きな像がたち、遠山温泉がそこからも湧き出ています。
敷地内には、特産物直売所や、足湯があり、遠山郷観光案内所「アンバマイ館」もあります。
各種マップや、宿泊所等のご案内もしていますので、遠山郷へ観光の折には気軽にお立ち寄りください。
秘湯 かぐらの湯
泉質 源泉温度42.5度の塩化物温泉 (ナトリウム・カルシウム塩化物温泉)
効能 ●神経痛●筋肉痛●関節痛●五十肩●打ち身●慢性消化器病●痔疾●冷え性●病後回復期●疲労回復●健康増進●切り傷●水虫●火傷●アトピー性皮膚炎等
設備概要 ●大浴場●露天風呂●サウナ風呂●寝湯風呂●水風呂●打たせ湯●ジェットバス●休憩所●売店●食堂●フロント
交通アクセス ●静岡より東名・国道152号経由 3.5時間 ●浜松より国道152号経由 2.5時間
●豊橋より国道151号経由 3.5時間 ●名古屋より国道153号経由 3.0時間
●豊田より国道153号経由 2.5時間 ●中央自動車道飯田I.C 1時間
●JR飯田線飯田駅 バスで1.5時間 ●JR飯田線平岡駅 バスで25分
施設のお問い合せ
一般財団法人 飯田市 南信濃振興公社 Eメール
〒399-1311 長野県飯田市南信濃和田456 TEL0260-34-1131 FAX0260-34-1088
秘境 南信州遠山郷 下栗の里 名古屋で名物・物産展開催!みなさまのお越しをお待ち致しております
遠山郷下栗の里は四季折々にお楽しみいただけるところです。「空気も水も陽の光も大地もすべてが新鮮です」是非、お出かけ下さい。
協力
遠山郷観光協会
〒399-1311 長野県飯田市南信濃和田548-1 道の駅遠山郷・かぐらの湯 (駐車場内)アンバマイ館 10:00〜17:00 年中無休 info@tohyamago.com Tel.0260-34-1071 Fax.0260-34-1132
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