しろがねの 刻(とき)流れゆく 寒ざらし (野田ゆたか)
「郡上本染 鯉のぼり寒ざらし公開作業」のおしらせ
郡上のナァ~八幡~アン 出てゆく~時~は・・・の名調子が山々にこだまする郡上八幡の夏、そして紅葉の季節も過ぎ、山も町も真っ白に染まった頃・・・
郡上八幡の冬の風物詩である「郡上本染 鯉のぼり寒ざらし」が始まります。
時は2月5日、郡上八幡のほぼ中心の小駄良川と吉田川の出合い付近で行われ、モノトーンの風景の中に色とりどりの鯉のぼりが浮かびあがります。
岐阜県の重要無形文化財である「郡上本染」の手法で描かれた鯉のぼりを凍てつく清流にさらして布についた糊を落とす伝統の作業です。冬の冷たい水にさらすことで布が締まり鮮やかな発色になるといいます。 身を切るような寒さの中、郡上本染の技術を伝承者たちが膝まで水につかりながら伝統の技を披露します。雪が降るとさらに絵になる…とかで重要文化財保持者の渡辺庄三さんの思惑をよそに岸辺には多くのカメラマンが空を見上げながらレンズの列を作ります。
近年、人気急上昇の「雲海にそびえる天空の郡上八幡城」の眺め。その恰好の撮影場所となる国道256号線の堀越峠が開通しました。 雲海に浮かぶ郡上八幡城が紹介されてからたいへん多くのお問い合わせがあるそうです。
郡上八幡「天空の城」
朝霧がたなびくのは11月下旬から1月中旬の早朝です。これは放射冷却と呼ばれる気象現象で大気中の水分の正常な自然循環を示すいわばバロメーター。空気中の湿度が高く、朝の冷え込みの強い時に見られます。日が上り気温が高くなると霧は徐々に消えてゆきますが、近年消える時間がだんだんと早くなっているようで、これは宅地化がすすんで田畑が少なくなったせいではないか、といわれています。気象条件が整うと霧は発生しますが必ずしも毎朝見られるというものではありません。その点はどうぞご承知おきください。
撮影箇所は国道256号線の堀越峠の頂上近く。道が大きくカーブを描く20メートルほどの間です。立ち木や電線が邪魔をするのでそんなに長い距離ではありません。また車の駐車スペースはありませんから車は見通しのよい場所を選んで止め通行する車輌の妨げにならないように心がけてください。
念の為、公開日はあと1日のみです。ご注意ください。
公開日程 2017年2月5日(日)11:00〜12:00
場所
郡上八幡の吉田川、小駄良川合流付近(日本名水百選の宗祇水近く)
その前夜には午後5時から川に浮かべられた鯉のぼりに照明が当てられて幻想的なライトアップ。また郡上八幡博覧館と郡上八幡旧庁舎記念館では「郡上本染展」が同時開催されます。
「寒ざらしライトアップ」は 2月4日(土)日没〜21:00
今年の冬は郡上おどりのふるさとで冬の風物詩と共にぼたん鍋(しし鍋)、飛騨牛、名水、ラドン温泉等々・・・郡上八幡の冬をじっくりとお楽しみください。
最後に郡上八幡 町家ゲストハウスをご案内いたします。
一棟貸しの町家「蘘荷渓房」
眼下に広がる清流吉田川の絶景 隠れ家的町家
城下町の真ん中を流れる清流吉田川を眼下に望む蘘荷渓房(じょうがけいぼう)は、川沿いの崖の上に建つ絶景ビューポイント。
町の中とは思えない雄大な吉田川の透き通る流れと、それが育むさわやかな風を感じてください。
また、近隣の和食、創作イタリアンの一流シェフがもてなす料理もご堪能いただけます。(ご予算に応じてご予約を承ります。)
濃北風雅絵図
蘘荷渓房の由来
城下町の真ん中を流れる清流吉田川を眼下に望む蘘荷渓房(じょうがけいぼう)は、川沿いの崖の上に建つ絶景ビューポイント。 町の中とは思えない雄大な吉田川の透き通る流れと、それが育むさわやかな風を感じてください。 また、近隣の和食、創作イタリアンの一流シェフがもてなす料理もご堪能いただけます。(ご予算に応じてご予約を承ります。)
この地は、古く白山信仰の遺跡を物語る岩洲山(いわすやま)を背後にひかえ、眼下に蘘荷渓と吐月峰と対面する郡上八幡絶景の地であり、多くの詩人が訪れ景色を賞で詩を賦し『蘘荷渓詩集』を編んだ地である。
一棟貸しの町家「やなかの大助」
夜空に浮かぶ郡上八幡城を望む
やなかの大助は、新町通りからやなか水のこみちを抜けた、観光にも生活にも便利な場所にありながら、町中の賑わいとは異なる静かな町家です。
おすすめは2階の寝室から眺めることができる夜の八幡城。城山の頂上にそびえ立つ白亜の天守閣がライトアップされ夜空に浮かび上がります。
やなか水のこみち新町から
やなかの大助の由来
郡上八幡は1559年、今の八幡山に砦が築かれたところから城下町の歴史が始まっています。寛文年間の古図に当時の町割りが示されていますが、この中では、郡上藩城主の弟にあたる遠藤大助の屋敷がこの地にあったとされています。
また、近くには、「谷中(やなか)稲荷神社」がありますが、かつてこの界隈の事を町の人々は「やなか」と言っていました。ゲストハウス「やなかの大助」は、郡上八幡に残る町家を再生、活用するとともに、こうした古き良き時代の記憶を今に伝えることができればとの思いを込めて命名しました。
町家ゲストハウス受付
チェックイン・チェックアウト等のお手続きを行っています。
一般財団法人郡上八幡産業振興公社 営業企画部 TEL 0575-67-1819
〒501-4222 岐阜県郡上市八幡町島谷520番地の1 郡上八幡旧庁舎記念館内
ほかにも、郡上八幡ならではの沢山の観光地がありますのでお楽しみ下さい。
協力(順不同)
郡上八幡観光協会
501-4222 岐阜県郡上市八幡町島谷520-1 TEL 0575ー67ー0002 FAX 0575-67-1771
一般財団法人郡上八幡産業振興公社
〒501-4222 岐阜県 郡上八幡 島谷520-1 TEL 0575-67-1819 FAX 0575-67-9019
追加情報
郡上八幡は余りにも紹介したいところが多く、つい、忘れてしまいましたので追加で紹介いたします。郡上八幡は、いくつかある私の故郷の一つです。
郡上八幡旧庁舎記念館
郡上八幡旧庁舎記念館とは
八幡町役場旧庁舎は市街地のほぼ中央に位置し、昭和11年に建てられた洋風建築で、木造2階建て、床面積は約800㎡。外壁は板張りに縦長の端正な窓、屋根組みは当時最新の技術であったトラス工法が用いられています。
平成6年まで八幡町役場として使われていたこの建物は、平成10年国の登録文化財に指定されています。
平成11年に『郡上八幡旧庁舎記念館』としてリニューアルオープンし、郡上八幡の総合観光案内所として活躍しています。
観光案内処/お土産・特産品販売コーナー/軽食コーナー/無料休憩所】
館内には、郡上八幡観光協会・(一財)郡上八幡産業振興公社の事務所があり、郡上八幡観光の拠点施設となっています。
郡上八幡博覧館
大正9年に建てられた旧税務署を、当時の外観はそのままに利用した、現代とレトロが融合したミュージアムです。
博覧館の名称は「博物館」と「博覧会」との合成語です。
郡上八幡の魅力を 水 歴史 技 郡上おどり のコーナーに分けて、分かり易く展示・ご紹介しております。
ココを散策のスタート地点としてご見学いただけば、郡上八幡の城下町散策が数倍楽しくなること請け合いです!
ご入館いただいたお客様には特製の散策ガイドマップ付きパンフレットがもらえる特典付き!
また、事前にご予約いただいた団体様には、スタッフによる分かり易く、面白い館内案内をお楽しみいただけます!(先着順)
※団体入館、バス駐車は事前にご予約をお願いします。
国重要無形民俗文化財・日本三大民謡 「郡上おどり」
郡上八幡博覧館では、郡上おどりを楽しく実演紹介しております!
郡上八幡博覧館展示コーナーのご案内
こちらのコーナーでは水と人々との関わりをわかり易くご紹介しています。
■エントランス
郡上八幡の四季スライディングウォール・郡上絵巻・郡上本染鯉のぼり
■歴史のコーナー
八幡城と城下町・原始、古代・墨絵イメージホール・白山、高賀山信仰・郡上八幡の民謡と紙芝居・山内一豊の妻「千代」
■わざのコーナー
郡上紬・郡上本染・郡上竿・郡上タモ・わら細工・まゆ細工・郡上の指物・食品サンプル・スクリーン印刷・郡上八幡アートフォーラム
■おどりのコーナー
郡上おどり10種・郡上おどり実演
■お土産処 春駒
博覧館ミュージアムショップ
その他
郡上八幡観光案内
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(順不同)
郡上八幡旧庁舎記念館
一般財団法人郡上八幡産業振興公社 営業企画部 TEL 0575-67-1819
〒501-4222 岐阜県郡上市八幡町島谷520番地の1
郡上八幡博覧館
一般財団法人郡上八幡産業振興公社
〒501-4222 岐阜県 郡上八幡 島谷520-1 TEL 0575-67-1819 FAX 0575-67-9019
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