ご家族仲良くスカイランタン
恋いのスカイランタン?兄妹のスカイランタン?同級生のスカイランタン?同僚のスカイランタン?
参加者全員でスカイランタン
伝承では、三国時代、蜀漢を建国した劉備の軍師諸葛亮(諸葛孔明)は、平陽で司馬仲達の軍に包囲され、大きな竹籠を作り紙を貼り空に飛ばして救援を要請したというのが発祥とされている。
みんなで協力して雪の芸術「宝船」づくりです
「かまくら」も完成してさてこれからかまくらの中で、山形名物「いもに」の夕食です
今回ご紹介するのは、山形県山辺町作谷沢です。冬の恒例イベント、まんだらの里・雪の芸術祭2017が下記の日時で開催されます。〜作谷沢まんだらの里と雪の芸術祭について〜 創設者の日原もとこ氏にお話をお聞きしましたので紹介いたします。
〜作谷沢まんだらの里と雪の芸術祭について〜
まんだらの里、雪の芸術祭については、その創設者 東北芸術工科大学名誉教授 日原もとこ氏は現在もまんだら塾長に就任して26年目となる。
氏は東北芸術工科大学が平成4年4月に開学と同時に通産省工業技術院(現在、産総研)研究官を退職、同大に赴任した。その当初、縁あってこの山辺町作谷沢地区を訪れた際に、彼地が只ならぬ場所であることを直感したという。
その謎を追っていたところ、当時の作谷沢支所長、吉田勝春氏から、烏兎沼宏之※著 "まんだらの世界の民話" を紹介され、早速、吉田氏の声がけで、地域活性化を目指す地元中堅男性群からなるまんだら塾が結成された。
日原氏は烏兎沼氏を訪ね、この土地がけい補出羽風土記を根拠とする中世山岳信仰の修験場であったとする氏の解説と、この地区の地理的構造(作谷沢盆地を囲む山々の配置)そのものが偶然にも、空海の説く両界曼荼羅の宇宙観にピッタリ当て嵌まる聖域となっていることに深い感銘を受けたと言う。
ちなみに、"まんだらの里" の名付け親は烏兎沼宏之氏である。
この史実と共に、この土地に多く残されている伝説や民話にも着目し、この両者に共通する精神世界を通常迷惑でもあるこの多雪の土地柄を逆手に取って、特に小・中学生を中心に、雪を利用して表現する芸術祭で村の活性化を図る提案をした。
同時に幸村真佐男同大教授、遠藤牧人同大講師と共に地域住民と学生との芸術交流を図った。平成5年から今日平成29年現在、少子高齢化と若者の都会流失にも滅げず、今も欠かさずこの雪の芸術祭は続いている。
以上、聞き書きによる 鎹八咫烏記
振り返れば、地元住民、幼稚園児、小中学生、東北芸術工科大学学生と共に、姉妹校、京都造形芸術大学も一時はバスチャーターして80名の大学生達、総勢200余名が夫々の芸術作品を小・中学校グランド一杯に繰り展げたものである。 又、これに賛同して、シンガーソングライター須貝智郎氏や、元東北芸工大森繁哉氏等多数の賛助出演も得て、多彩なプログラムに一時は大変な盛況を呈したが、最近は塾生の高齢化や生徒数の激減。 こうした人手不足の中、地元民の意識、責任感、結束は素晴らしい!当方も齢だなんて言っていられない。塾生は元より、小中学校、地区代表、お母さん塾、若者クラブの方々、そして作谷沢支所の強力なる援助なしには成り立たないのだ。 そんな中、スカイランタンというニューイベントが当たり、真っ暗闇の夜空に向って、真っ白な雪景色の広場から天高く登って行く色とりどりのランタン群は異次元の幻想世界! リピターがリピーターを呼び、外部の若者たちが多く集まるようになって来た。零下10℃もなんのその!
〜時代が変われば、中身も変わる〜
しかし、まんだらの精神世界は不変である。何卒、この芸術祭が伝統として永続しますように……
※烏兎沼宏之は民俗学者で元作谷沢小中学校校長(1929,2/12-1994,7/14) 。著書は上記の他、・村巫女オナカマの研究、・やまがた伝説考: 物語る村々を歩く、・山形ふしぎ紀行: 井上円了の足跡を辿る等、多数の調査研究実績がある。
まんだら塾長 日原もとこ
まんだらの里・雪の芸術祭2017 スケジュール
地元住民、幼稚園児、小中学生、東北芸術工科大学学生など色々な人達に支えられ、老若男女が集い祭が始まる!
大勢の観客の前で晴れ舞台が始まります。手づくりのぬくもりが感じられて思わず観客の頬もゆるむ
●屋外イベント
雪の造形づくり(~15:00)
オープニングセレモニー(18:00~)
青春花火打ち上げ(18:30~)
SKY LIGHT~天灯~(18:40~)
●屋内イベント
開会セレモニー(19:00~)
民話の語り(19:15~)
民話創作劇(19:45~)
屋外イベントの一つとして『SKY LIGHT~天灯~』の実施のため、参加者を募集中です!
大切な人と、冬の澄んだ夜空へスカイランタンを打ち上げて幻想的な風景を共有してみませんか♪
今回は新たに山形駅から会場までバスで送迎してくれる『ドリームパスポート』を発売いたします。 雪道の運転に不安な方や、交通手段が無い方からも安心してご参加いただけます♪
☆開 催 日 2017年2月4日(土) 18:00~
☆場 所 作谷沢ふれあい自然館
☆参 加 費 天灯(スカイランタン)の打ち上げは天灯1個1,000円
☆天灯販売 2017年1月6(金)~2月1日(水)
山辺温泉保養センター(温泉営業時間内)
作谷沢ふれあい自然館 (平日9時~17時)
※数量限定のため無くなり次第終了します。お早目にお買い求めください。
※打上げにはライター(ターボ式推奨)が必要です。忘れずにお持ちください。
☆ドリームパスポート ①ペア券(天灯1個付き) 4,000円
②シングル券(天灯1個付き) 2,500円
天灯とは
天灯(別名スカイランタン)は竹で作った輪に袋状にした難燃性の紙を貼った 小型の熱気球です。 この天灯を使ったイベントは世界各国で行われており、ディズニー映画「塔の 上のラプンツェル」やテレビドラマにも登場しています。
打ち上げ方
天灯をふくらますように持ち、落ちないよう固定した燃料へ火を付けると、2 分程度で熱による浮遊力が生まれます。 合図とともに空に押し上げるように浮かべると、天灯はゆっくりと舞い上がっ ていきます。夜空を昇っていく天灯は5分程度柔らかな光を放ち続けます。
雪舞台での祭礼の舞
今年は全国的に何十年ぶりの大雪です。しんしんと降り積もった雪の中で開催される〜作谷沢まんだらの里と雪の芸術祭~きっとこれまで以上に「幻想的な世界」が広がることと思います。今までにご参加されたことのある方も、初めてご参加される方、またご参加を検討中の皆様も「まんだらの里」山形県山辺町作谷沢でお待ち致しております。
日本棚田百選に選定されている「大蕨の棚田」で、『モンテディオ山形杯 雪中棚田サッカー大会』を開催
秋の収穫の頃の棚田
今年の雪中棚田サッカー雪が深く強いチームが勝つとは限らないかも?
選手は大変だけれど見る方は、その方が面白い!(失礼、頑張って下さい)
モンテディオ山形杯 雪中棚田サッカー大会in大蕨2017
一面真っ白な雪におおわれた中で白熱した雪中サッカーが繰りひろげられ、モンテディオ山形のチームとサポーター、サッカーファンそして地元住民との交流を楽しむ事ができます。
また、雪中サッカーに参加していただけるチームも募集します。優勝チームには、棚田米1表(60kg)が贈呈されます!!雪中サッカーを楽しみながら、モンテディオ山形をみんなで盛り上げましょう!
雪中棚田サッカー大会in大蕨2017
□開催日 2017年2月18日(土)
□時 間 8:30~13:30
□場 所 山辺町大蕨の棚田(山辺町役場中支所付近)
参加チームの募集
□参加費 1チーム3,000円(昼食時にわらび汁を提供します。)
□参加対象 中学生以上
□募集チーム数 先着10チーム
□申込締切り 2月8日(水)16:00まで
□申込先 大学コンソーシアムやまがた
FAX:023-628-4829 E-mail:unicon@jm.kj.yamagata-u.ac.jp
最後になりましたが森と湖沼のふるさと、ファッションのまち山辺町を紹介いたします。
朝霧の玉虫沼
絵画・絨毯を思わせる県民の森
東北・山形に春をつげる嶽原のオオヤマザクラ
たての香苑
玉虫農村公園かおりの広場
山辺町ふるさと資料館
知る人ぞ知る山辺ニットとオリエンタルカーペット社
どうぞお帰りの前に天然温泉「山辺温泉」で、旅の疲れを癒して下さい。
山辺町(やまのべまち)は、山形県の南東部にある人口約1万5千人の町です。町の北東部は山形盆地の平地で県庁所在地の山形市に隣接し、役場や左沢線羽前山辺駅などを中心とした市街地があります。町の中部から南部は大小の湖沼が点在する自然豊かな山間部で、白鷹山周辺には「県民の森」があり、棚田景観や湧水の里としても有名で、四季を通じて多くの人の憩いの場として親しまれております。
江戸より染色業が発達し、それがニットや手織り絨毯に引き継がれ、世界に信頼される「繊維の町」として栄えております。特に手織り絨毯は国内生産のほとんどを占めており、品質と芸術性が高く評価されています。
農産物では、山間部では、町の花である「りんどう」や高原の「花卉」や清水で育った「わさび」等が盛んで、平地部では「お米」の栽培をはじめ、高品質で定評のある「さくらんぼ」「りんご」「ラ・フランス」やイチゴの新ブランド「サマーティアラ」等の果樹栽培が盛んに行われています。またご当地「ブランド豚」や「乳製品」等も根強い人気です。
今回、山形 まんだらの里・雪の芸術祭2017 & モンテディオ山形杯 雪中棚田サッカー大会in大蕨2017をご紹介して不思議なご縁を感じました。
名古屋で高校時代を過ごしましたが、マンモス校の男子校で、高校1年生だけで1クラス60人でなんんと、20クラス位あったと記憶しています。
1年生だけ秋の文化祭で山形の「花笠踊り」を「花の山形、紅葉の天童・・・」と花笠音頭を歌いながら踊ったのです。(当時は踊らされたと思っていましたが!)想像してみて下さい、1200人の坊主頭の男たちがグランドで輪になって手に花笠を持ちたすき掛けで頭の上でクルクルと花笠を回す姿を?今もって名古屋で何故「花笠踊り」だったのか不思議に思っていますが、恐らく文化祭担当の先生が山形のご出身だったのかもしれません・・・
観ていた父兄の方や上級生たちから爆笑と喝采が入り混じって聞こえていましたので、あれはひょっとすると、山形花笠踊りと言うより名古屋烏踊りだったのかも・・・ 鎹八咫烏
協力 (順不同)
山形県山辺町役場作谷沢支所長 山形県東村山郡山辺町簗沢3102-1
TEL 023-666-2121 FAX 023-666-2333
山辺町観光協会
山形県東村山郡山辺町緑ヶ丘5番地(山辺町産業課商工観光係内)
電話番号023-667-1106 FAX番号 023-667-1108
日原もとこ氏
東北芸術工科大学名誉教授、アジア文化造形学会会長、風土・色彩文化研究所主宰
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