ZIPANG TOKIO 2020「『GINZA SIX』四季の移ろいを楽しむ日本伝統のしつらえにも通じる 銀座の“新しい顔” 2017年4月20日オープン」



 GINZA SIXは、「松坂屋銀座店」跡地を含む街区(銀座六丁目10番)と隣接する街区(銀座六丁目11番)の2つの街区約1.4haを一体的に整備する市街地再開発事業です。241のブランドが集積する商業施設、大規模なオフィス、文化・交流施設「観世能楽堂」などから構成された、銀座エリア最大規模の複合施設となります。さらに、バス乗降所や地域に開かれた屋上庭園、災害時の帰宅困難者受入れ環境も整備することで、地域の利便性や快適性、防災機能向上に貢献します。


銀座の街並が持つ歴史と美しさを惹き立てる建築

銀座の“新しい顔”となる建築は、谷口吉生氏が基本設計と外観のデザインを担当し、鹿島建設株式会社と協働し設計を行っています。ファサードの「ひさし」と「のれん」をイメージしたデザインは、どちらも人々を迎えるのにふさわしい、伝統的な日本の形式です。将来、店舗や流行が変化した場合にも、のれんを掛け替えることで容易に対応し、新しいイメージを演出できます。  「建築は中身を引き立てる器である」という考えのもと、ファサードを含め、建築自体はできるだけシンプルに仕立て、そこに咲く「花」であるショップのデザインが際立つように計画されています。それ自体は、ほとんど装飾のない床の間に、季節に応じて掛け軸や生け花を飾り、四季の移ろいを楽しむ日本伝統のしつらえにも通じる考え方です。

2月1日に開催された「GINZA SIX(銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業)竣工式」に来賓として出席し、祝辞を述べる国土交通省 田中良生副大臣。  

田中副大臣は祝辞の中で、「この事業は、地域の防災性向上及び緑化を図りつつ、商業・業務機能に加え、観光バスの乗降スペースや、文化施設を整備されるなど、国際的な商業・観光拠点にふさわしい街づくりに寄与する事業です。本日このような竣工式を迎えられたことは、ひとえに関係各位の粘り強いご尽力の賜物であると、深く敬意を表す次第です」と祝意を表しました。  


谷口 吉生 氏 (谷口建築設計研究所)

1937年生まれ。建築家。ハーバード大学で建築を学び、丹下健三氏のもとで経験を積む。 主な作品に「東京都葛西臨海水族園」「東京国立博物館法隆寺宝物館」「ニューヨーク近代美術館」「京都国立博物館平成知新館」など。


グエナエル・ニコラ氏 Gwenael Nicolas

1966年、フランス生まれ。E.S.A.G(パリ)でインテリアデザイン科、RCA(ロンドン)でインダストリアルデザイン科を卒業。インテリア、建築から化粧品、グラフィックデザインまでシームレスに活動。近年は、海外プレステージブランドのストアデザインをワールドワイドに展開。1966年フランス生まれ。パリ、ロンドンでデザインを学び、1998年に東京でデザインスタジオ「キュリオシティ」を設立。近年ラグジュアリーブランドのストアをワールドワイドに多く手がけている。


商業施設概要

日本最高の商業地「銀座」に、エリア最大規模で誕生

銀座エリア最大の商業施設面積約47,000㎡(約14,200坪)に、241店舗が出店します。世界のコレクションで注目される旬なブランドが揃い、ここに来れば日本の今がわかる、世界の最新トレンドが体感できる最高の店舗ラインナップを実現しました。銀座の象徴である中央通りに面する全長(間口)約115mには、世界を代表する6つのラグジュアリーブランドが旗艦店として2~5層の大型メゾネット店舗を構え、個性的なファサードにより銀座の新たな顔を創り出します。  ファッション以外にも、暮らしを彩るライフスタイル雑貨や、こだわりのレストラン・カフェなどが揃います。また、上質な空間、メンバーシッププログラム、プレミアムサービス、クリエイティブなアートやイベントにより、充実の時間と体験を提供します。

 商業エリアの総面積約47,000㎡(約14,200坪)※共用通路等を含む 総店舗数241店舗(物販210、飲食24、サービス7)

フロア構成

地下2階食物販 地下1階ビューティ 1-5階ファッション、服飾雑貨、ライフスタイル雑貨、カフェ他 6階書籍、レストラン他 13階(一部)レストラン、バンケット他 営業時間 10:30~20:30物販・サービス 11:00~23:30飲食 ※一部店舗により異なります。




ストーリーのある、上質な空間デザイン

「人」の感情や身体感覚を第一に考えたヒューマンスケールの空間


商業施設の共用部インテリアデザインは、キュリオシティ / グエナエル・ニコラ氏が担当。面積が約47,000 ㎡もある巨大な商業空間を、親しみやすくわかりやすいものにするため、「人」の感情や身体感覚を第一に考えたヒューマンスケールの空間を創出します。 銀座や京都に残る路地をイメージして、通路を適度に雁行させることで、そぞろ歩く楽しみを演出。また、日本建築の障子や行燈などの光を参考に、風のように光が全体に回るよう計画しています。クオリティにこだわりマテリアルを吟味するなど、トータルな質の高さを重視しており、上質な空間が個々の店舗をさらに惹き立てます。


銀座のさらなる進化を引き出す複合施設

文化・交流施設「観世能楽堂」 能楽最大流派「観世流」の能楽堂が誕生

能楽最大流派である観世流の拠点「観世能楽堂」(480席、約1,630㎡)。日本の伝統文化の発信拠点として、銀座を国際的な観光地として盛り上げていきます。また、地域に開かれたホールとしてさまざまなイベントも実施していきます。さらに、災害発生時には帰宅困難者の一時滞在スペースとしても活用します。


多言語を許容する最先端の能楽堂として

今年7月、世界中の優れた舞台芸術が集うリンカーンセンター・フェスティバルにご招聘いただき、ニューヨークのローズシアターで5日間6公演を大好評の中に上演させていただきました。海外公演は、鑑賞眼の肥えたお客様が多く、日本以上に高い評価を受けることがございます。面を掛けていても場の空気感のようなものがあり、お客様が前のめりで観てくださっている様子が伝わります。彼らは能楽における様式美を愛でてくれます。自分たちにはない世界だからなのでしょう。ニューヨークの人々は能を見事に受け入れてくださいました。 以前、バルト三国のリトアニアで「葵上(あおいのうえ)」を演じた折にも、地謡8人が整然とお扇子を取って、謡を謡い、終わった後にやはり整然とお扇子を置く。その様式美を見て、オペラ歌手でもある文化大臣が「故郷の教会のミサを思い出した」とおっしゃってくださいました。言葉の壁を越えて、自由に能を捉えてくださったのがうれしかったですね。 海外での能公演はオペラのように、字幕を付けるケースが主流です。GINZA SIXでも当初はイヤホンガイドになりますが、多言語対応のためにインフラ設備を整える予定です。さらに新しい能楽堂の重要なテーマである、バリアフリーを積極的に導入したいと思っています。多言語システムを視聴覚障害をお持ちの方のためにも活用するなど、障害者の方が当たり前に、能を楽しんでいただける環境作りを心がけます。また、目付柱の取り外しができることで視覚を広げることができたり、照明設備も従来の能楽堂にはないものを整えたりと、能以外のジャンルの公演にもご活用いただけるように考えています。 新しい能楽堂は、日本の方、海外の方の分け隔てなく、理屈抜きで見ていただける場所でありたい。「事前にお勉強をしないと、能を見れないのかな」と思わないで、まずは足を運んでもらいたいのです。 能の謡(うたい)は、古い言葉です。そこにさらに節が付き、母音が延びる。言葉自体の意味もデフォルメされ、日本人でも聞き取りにくい。だからこそ「どうして舞台の柱は4本なのですか?」などと理詰めで理解しようとしないで(笑)、自由に感性豊かに受け止めてもらえたらと思います・・・・・二十六世観世宗家 観世清和




原研哉 デザイナー

1958年岡山生まれ。日本デザインセンター代表取締役社長、武蔵野美術大学教授。長野オリンピックの開・閉会式プログラムや、愛知万博の公式ポスターを制作するなど日本の文化に深く根ざした仕事も多く、「もの」のデザインと同様に「こと」のデザインを重視して活動中。GINZA SIXではTSUTAYAのVIも手がける。


ファサードを飾るサインと建築との関係

ファサードのサイン計画というのはどうしても建築ができた後に付加されるイメージがあります。文字の後ろに光を当ててロゴを浮かび上がらせて、といったものが多いのですが、GINZA SIXでは「GSIX」のサインが建築の中に埋め込まれ、はまり込んでいます。夜になると建物の内部から、文字が白く浮かび上がるような印象となります。これは建築と一体で計画しないと成立しません。ですから、銀座通りのビル群のファサードの並びのなかでより緻密に見えるというか、全然違う質と印象を与えてくれるのではないかと期待しています。 また、GINZA SIXの1階に居並ぶハイブランドのロゴと並んでも、「GSIX」のロゴが負けることなく屹立するとともに、それらを支えなければならない。そこで発揮されるのはやはり、ロゴの簡潔さに由来する「軸性」だと思います。 銀座の大通りにある大概のビルは、1964年の東京オリンピックのときにできあがったと聞きました。きっと2020年の東京オリンピックを契機として、銀座はまた生まれ変わっていくでしょう。そのときにどの建築家もデザイナーも、ステレオタイプではない日本を、つまり、江戸の紋章や水引の造型をそのまま持ち出すようなものではなく、どう未来的に表現するかを考えていくはずです。銀座は昔も今も日本を経由した新しい生長点を意識している街なのです。 そういう意味でGINZA SIXのロゴは「和」でもあり、外から来た人々をどう迎え、応接するか。そのあたりを考えながら作っています。


屋上庭園「GINZA SIX ガーデン」

銀座最大、地域に開かれた約4,000㎡の屋上庭園 

都会の中で自然を身近に感じられる環境をシンボリックに表現した庭園は、銀座を訪れた人がゆったりと交流する憩いの場となります。 シーズンに合わせたイベントの実施も予定しています。


オフィス

都内最大級の1フロア貸室面積

商業施設の上階は、7層にわたるオフィスフロア(事務所床面積約38,000㎡)になります。1フロア貸室面積(基準階)は都内最大級の約6,100㎡。 中央通りを眼下に、1辺100mを超える大型プレートを有した最高のオフィス環境が、銀座の中心に実現し、オフィスワーカー約3,000名を新たに創出します。


観光拠点(ツーリストサービスセンター / 観光バス乗降所)

国際的な商業・観光拠点の形成

国内外からのお客様に向けて、観光案内やチケット発券、外貨両替、免税、手荷物預かり、宅配、こだわりのお土産も扱うコンビニエンスストアなど、便利な機能をワンストップで備えた「ツーリストサービスセンター」を設置。カフェも併設し、トラベラー同士のコミュニケーションの場としても機能します。また、三原通りに面して、観光バス乗降所を設置。“銀座の玄関口”となれるような機能を整備することで、銀座エリア全体に貢献する、国際的な商業・観光拠点を形成します。


銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業計画概要

東京を代表する国際的な商業・業務・観光拠点を目指し、中央区銀座の「松坂屋銀座店」跡地を含む2つの街区(銀座六丁目10番、11番)を一体的に整備する再開発事業です。ワールドクラスクオリティの商業施設や大規模オフィス、観世能楽堂などから構成される、銀座エリア最大級の複合施設を計画しており、2017年1月末竣工、2017年4月20日開業予定です。

銀座(従前)

銀座(従後)写真中央に「GINZA SIX」登場!

銀座六丁目10地区市街地再開発





GINZA SIX仕様のストアデザインの共演


GINZA SIXには100を超える旗艦店、国内および銀座初店舗や新業態なども含め、約240もの世界のブランドが集結する。なかでも中央通り沿いにエントランスを構え、GINZA SIXの建築を担当した谷口吉生の提案である「のれん」として独自のファサードを設けるのはDIOR、VALENTINO、CÉLINE、FENDI、SAINT LAURENT、VAN CLEEF & ARPELSの6ブランドだ。 世界に店舗を展開するラグジュアリーブランドはそれぞれ、建築や空間、そこに使用される贅沢な素材、オリジナルの家具に至るまで、揺るぎないストアコンセプトを持っている。だが、オープンする店舗ごとに現代のラグジュアリーを感じさせる新たな挑戦と、場所性を汲んだアプローチが加わってはじめて、完成を見る。そういう意味で、今回のGINZA SIXにおいて銀座という場所性に匹敵するのはまず「のれん」のデザインであり、そのうえで、ファサードをくぐった先の店内空間の挑みが見どころといえる。



        ワールドクラスクオリティと文化性をもつ大規模複合施設


地区名称銀座六丁目10地区(東京都中央区) 事業手法第一種市街地再開発事業 施行者銀座六丁目10地区市街地再開発組合 組合員数15名(2016年10月時点) 所在東京都中央区銀座六丁目10番1号 施設建築物概要 — 施行区域面積 約1.4ha — 用途 店舗、事務所、文化・交流施設、地域冷暖房施設、駐車場 — 敷地面積 約9,080㎡ — 階数 地下6階、地上13階 — 建築物の高さ 約56m — 延床面積 約148,700㎡ — 構造 鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造 設計銀座六丁目地区市街地再開発計画設計共同体 (鹿島建設株式会社、谷口建築設計研究所) 外装意匠統括谷口建築設計研究所 谷口吉生 施工鹿島建設株式会社 公共施設等の整備 観光バス等の乗降スペースの整備 ※区域内の区道を三原通りに付替えることで出来る 公共用地内に整備するもの 「あづま通り」下の地下通路整備 屋上庭園の整備、ほか 



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使



協力(順不同・敬称略)

GINZA SIXリテールマネジメント株式会社 東京都中央区銀座五丁目13-12 サンビル5階
Tel: 03-5148-5811 Fax: 03-5148-5833

GINZA SIXリテールマネジメントPR事務局 株式会社サニーサイドアップ内 Mail: g6_pr@ssu.co.jp

国土交通省 〒100−8918 東京都千代田区霞が関2-1-3 (代表電話) 03-5253-8111







ZIPANG TOKIO 2020

2020年、東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。 この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、伝統芸能、行事、風習、ものづくりの技の美等、 サイトを通じて、平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです

もしもこのサイトに同じ思いをお持ちの皆様から、素敵な情報や画像をお寄せ戴ければこの上ない喜びです。以下のEメールアドレスへご連絡下さい。

E-mail aromajinja@gmail.com ( ZIPANG 2020 編集部 )。

2020, will be held the Olympic Games and Paralympic in Tokyo.

On this occasion, for the little-known beauty of the spiritual culture and national land of Japan to the people of the world I think that if we help to re-discover.

Climate, nature of the four seasons, of food, clothing and shelter cultural beauty, traditional arts, events, customs, beauty, etc. of the work of making things,

Through the site, peaceful country, a strange country, if the interest is more depth or round to ZIPANG Japan, is where I want secretly.


写真ご協力:高山祭(高山市)/ 富士山(富士市)

ZIPANG TOKIO 2020

2020年、東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。 この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、伝統芸能、行事、風習、ものづくりの技の美等、 サイトを通じて、平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

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2020, will be held the Olympic Games and Paralympic in Tokyo.

On this occasion, for the little-known beauty of the spiritual culture and national land of Japan to the people of the world I think that if we help to re-discover.

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