昨日の続きになります・・・本日トップの写真を変えてあります。
元岩村城天守閣の天井絵「八方にらみの龍」明治維新に廃城になった岩村城より移築された「八方睨みの龍」と称される天井絵です。畳八畳分の天井絵でどこからみても龍が睨んでいるように見えることから、このように呼ばれる。
移築地は最後までご覧いただくとわかりますので・・・
~草屋根風の古い民家、先人の生活を偲ばせる数々の民具は生活の知恵と技を教えてくれます~
草屋根風の古い民家は、そのまま民族資料館として・・・
岩村町本通り伝統的建造物群保存地区
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された岩村城下町
明知鉄道岩村駅から岩村城跡までをつなぐ本通りに広がる女城主ゆかりの城下町。全長1.3kmの古い町並み周辺には当時の面影を残す商家やなまこ壁、旧家が今も佇みます。
山々を望みながら歩くと、それぞれの店先に見えてくる暖簾。城下町では「女城主」にち なみ、暖簾に「おかみさん」の名前が入っています。 400 年前、戦乱の時代を生きた「おつや」を偲んで、代々続けられてきました。 家々の軒下に掲げられているのは岩村が生んだ偉人「佐藤一斎」の碑文。「この人物がい なかったら、日本の夜明けはなかったかもしれない」とまでいわれる江戸時代後期の儒学者で、著書『言志四録』は西郷隆盛、勝海舟、坂本龍馬など、幕末の志士に大きな影響を与え ました。 江戸時代に岐阜・東濃の政治・経済・文化の中心として栄えた城下町は、今も歴史的景観 を保ちながら、訪れる人を受け入れています。
儒学の最高権威 佐藤一斎
岩村藩出身の儒学者。西郷隆盛にも大きな影響を与えた著書「言志四録」は、一斎が後半生に書いた語録。
指導者のためのバイブルと呼ばれ「重職心得箇条」とともに現代まで長く読み継がれている。
1772(安永元)年、岩村藩士の次男として生まれ、林述斎から儒学を学んだ。
1793(寛政5)年、昌平坂学問所に入門し、1805(文化2)年には塾長に昇進。
その後は儒学の最高権威としてあがめられた。
門下生は3,000人といわれ、佐久間象山、渡辺崋山ら幕末に活躍した人材たちも輩出。
小泉純一郎元総理が衆議院で「言志四録」について触れ、知名度が上がった。
1859(案政6)年10月19日、86歳で没。
佐藤一斎「名言」
一灯をさげて暗夜を行く。暗夜を憂うなかれ、一灯を頼め。
少年のときはまさに老成の工夫を著すべし、老成のときはまさに少年の志気を存すべし。
春風をもって人に接し、秋霜をもって自ら慎む。
少にして学べば、壮にして成すあり。壮にして学べば、老いて衰えず。老いて学べば、死して朽ちず。
岩村伝建地区の建築的特徴
岩村町本通り伝統的建造物群保存地区は平成10年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。面積は約14.6ha、東西延長約1.3kmの細長い地区です。ほぼ中央にある桝形から東側は、旧城下町のうちで商家町だった地区です。現在は江戸時代の建物はほとんど改造されていますが、もとは二階部分の低い「厨子二階」といわれる造りのものが多く、南北に長い敷地割り、切妻・平入りで、往時の姿が偲ばれます。桝形から西側は、江戸時代末期から順次形成され、明治39年(1906)の岩村電気軌道開通とともに発展してきた町並みといわれています。明治以降一般的な傾向ですが、家屋は二階を当初から居室とする軒が高い造りとなっています。
城下町散策ガイド (1)旧家をめぐる
歩き疲れたら旧家の見学がてらひと休み。6つの旧家とも入場無料で土間が開放されているので、腰を下ろして休憩することができます。
木村邸
江戸時代中期から末期に栄えた問屋で、藩が財政難になるたびに御用金を調達して危機を救ってきました。藩主出入りの玄関、表通りに面した武者窓などは江戸時代の町家の様相を残しています。
【入館料】無料
【定休日】月曜日・年末年始
【開館時間】9時30分~16時30分 (12月から2月は10時~16時
土佐屋(紺屋)
約 260 年前に染物業を営んでいた商家で平成 11 年に「工芸の館土佐屋」としてオープン。 当時の染物の工程を学ぶことができる染工場、土佐屋の歴史を展示した土蔵などがありま す。
【入館料】無料
【定休日】水曜日・年末年始
【開館時間】9時30分~16時30分 (12月から2月は10時~16時
勝川家(江戸城下町の館)
江戸末期に台頭した商家で屋号は「松屋」。江戸後期の建物で木造2階建て、2軒の建物で成り立っています。書院、茶室、使用人部屋などがあり、往時の暮らしを見ることができます。
加納家(鉄砲鍛冶)
鉄砲鍛冶の家 加納家として公開。文化11(1814)年に岩村藩主松平乘保に召し抱えられ た初代加納伝左衛門包房が、槍、鳶口、刀などの武器を鍛造した記録が残されています。
【入館料】無料
【定休日】木曜日・年末年始
【開館時間】9時30分~16時30分 (12月から2月は10時~16時
柴田家(いわむら美術の館)
柴田家住宅は明治時代の典型的な建造物で、整備工事によって平成 15 年に「いわむら美術の館」としてオープン。建物内には絵画を中心に展示され、建物とともに見学できます。
【入館料】無料
【定休日】金曜日・年末年始
【開館時間】9時30分~16時30分 (12月から2月は10時~16時
上町まちなか交流館
平成23年10月にオープンした「ものづくりの交流拠点」。市に寄贈された築100年の建物を伝統的な町並みと合わせたデザインで改修されています。
【利用予約のない日は閉館】
城下町散策ガイド (2)軒先をチェックする
佐藤一斎のありがたいお言葉を刻んだ木版
岩村本通りを中心に 200 ヶ所に岩村藩出身者で渡辺崋山や佐久間象山、西郷隆盛など幕末 の志士に大きな影響を与えたといわれる儒学者「佐藤一斎」先生のありがたいお言葉を記し た木版が飾られています。
〜佐藤一斎を深く知るなら体験プログラムに参加する〜
体験プログラム:藩校「知新館」で学ぶ佐藤一斎と「言志四録」
女城主の里「のれん」
城下町の商店や各家庭の玄関先に、女城主の里にちなんでその家の「女主人(おかみさん)」 の名前を記したのれんがかけられています。こんなところにも女城主の里を感じることが できます。
注目
岩村歴史資料館・民俗資料館・岩村城藩主邸御殿茶室
岩村歴史資料館
岩村民族資料館
岩村城藩主邸御殿茶室
岩村町八百有余年の歴史をおさめる岩村歴史資料館は、岩村城の麓、藩主邸跡にあります。展示品としては県指定重要文化財として「享保岩村城絵図」「明和岩村城絵図」「佐藤一斎自讃画像」など歴史的価値の高いものばかりです。民俗資料館は草屋根風の古い民家をそのまま移築したものです。先人の生活を偲ばせる数々の民具は生活の知恵と技を教えてくれます。(恵那市岩村町98番地)
交通アクセス
中央自動車道恵那ICから国道257号で約25分、 明知鉄道岩村駅から徒歩20分
恵那への交通アクセス
(一社)日本色彩学会 平成29年度研究大会 NAGOYA
会期 2017年11月24日(金)、25日(土)、26日(日)※24日(金)はプレイベント
主会場 椙山学園大学(星ヶ丘キャンパス、生活科学部棟)
主 催: 一般社団法人日本色彩学会
運 営: 日本色彩学会平成29年度研究会大会実行委員会
協 賛: 公益社団法人インテリア産業協会中部支部,Chie洋栽教室,
一般社団法人名古屋陶磁器会館,鳴海絞商工協同組合(有松鳴海絞会館),
公益社団法人日本インテリアデザイナー協会、
一般社団法人日本商環境デザイン協会
後 援: 名古屋市,公益財団法人名古屋観光コンベンションビューロー,
ウェブサイト「ZIPANG TOKIO 2020」
連 絡 先: 日本色彩学会平成29年度研究会大会実行委員会事務局
e-mail : kenkyu2017@color-science.jp
「斎王」の伊勢の国 明知町観光大使 鎹八咫烏 記
協力(順不同)
(一社)恵那市観光協会 〒509-7201岐阜県恵那市大井町286番地25
TEL:0573-25-4058
文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話番号(代表) 03(5253)4111
補足資料(元岩村城天守閣の天井絵「八方にらみの龍」)
寳林山 圓頂寺(えんちょうじ)
【開創】 1608(慶長13)年 【開山】 在天三龍大和尚
【宗派】 曹洞宗 【観音】 如意輪観世音菩薩
【住所】
恵那市串原木根3110
【電話】
0573-52-2505
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