熊本城
「日本三名城」のひとつに数えられる熊本城。熊本藩初代藩主であり築城の名手として知られる加藤清正(かとうきよまさ)が、慶長6年(1601年)から7年の歳月をかけて築いたとされる天下の名城です。加藤家の改易後は、細川家の居城となりました。
上に行くほど反り返った「武者返し」と呼ばれる独特の石垣や復元された絢爛豪華な本丸御殿など、見どころも多く、熊本市のシンボルとなっています。春の桜も見事で、多くの人が花を愛でに訪れます。 2016年4月に起きた熊本地震では、天守閣や石垣、重要文化財建造物などの多くが被害を受けました。2019年には天守閣の再建を、およそ20年をかけて城全体の再建を目指し、取り組みを進めています。現在は、本丸の中には入れませんが、二の丸広場や加藤神社などから今の様子を眺めることができます。今しか見られない熊本城の姿、復元されていく様子を多くの方に見ていただきたいです。
本丸御殿
本丸御殿大広間「昭君之間」
平成19(2007)年に熊本城は築城から400年目の節目を迎えました。築城400年を記念して、平成20(2008)年に復元完成したのが「本丸御殿大広間(ほんまるごてんおおひろま)」です。江戸時代の絵図や文献、明治初期に撮影された写真、さらに発掘調査の出土品を手がかりにして、築城当時の姿の本丸御殿大広間を復元しました。今では熊本城観光の目玉となっています。
その本丸御殿大広間のなかでも、一番格式が高い部屋といわれているのが「昭君之間(しょうくんのま)」です。壁やふすまなどに、中国の漢(かん)の時代の悲劇の美女・王昭君(おうしょうくん)の物語が描かれています。「昭君之間」という名前は、実は「将軍之間(しょうぐんのま)」の隠語で、加藤清正が豊臣秀吉の遺児である秀頼を熊本城に迎え入れるために用意したという説があります。
城彩苑
城彩苑は、日本3名城の一つに称される熊本城のふもと、桜の馬場に位置します。“熊本のシンボルである熊本城から、地域の食文化や歴史、伝統を発信しお城と城下町の魅力を高めたい。”桜の馬場城彩苑は、このコンセプトのもとで誕生した観光施設です。 桜の小路23店舗では、熊本の豊かな食文化や特産品との出会いを。 湧々座では、肥後54万石の歴史と文化を体感する新しい感動体験を。 熊本城の勇壮な城郭と四季折々の自然を満喫しながら、熊本の魅力を発見できる旅が桜の馬場城彩苑から始まります。さあ、「熊本」に出会う旅にでかけましょう!
加藤神社
熊本城城内に鎮座する加藤神社は熊本発展の礎となっているセイショコさん(加藤清正公)をお祀りする神社です
加藤清正公【永禄五年(1562)~慶長十六年(1611)】は、戦国時代の智仁勇兼備の模範的武将として、また、熊本に於ては、日本三名城・日本三堅城の一つである熊本城の築城と、それにははじまるところの富国安民の国づくり政策を推し進められた方であります。
それは、全県下に亘る土木・治水工事をはじめ、干拓・開墾・植林・交通の便の為の街道づくり、焼物等幾多の国の発展の礎となる産業の奨励保護、学問の奨励・文化の開拓等と一つひとつ列挙すれば限りない程の偉業であります。
さらに武将としての清正公は、単なる勇しいばかりの武士でなくして、常に大義名分を重んじられると共に、上には忠と義を以って、下には慈悲と情を以ってあたられた信仰心の豊かな方であります。
この様に、清正公の五十年の人生は、実に至誠にして高潔なる人格者であり、いつの時代に於ても尊崇敬慕されるにふさわしい理想的日本人であられるとともに、熊本県民にとっては、熊本発展の礎となる有形無形の役割を果された大恩人で、清正公をお祀り申し上げる加藤神社は、肥後総鎮護と言うべき神社であります。
清正公まつり
清正公まつりは、昭和五十年に子どもには、「幼き頃の想い出を」若者には「心の感動を」大人には「郷愁を」を合言葉に、永年途絶えていた神幸行列を復活し、昭和五十七年からは、名称・日時とも現在のように改めて斎行されています。
熊本に夏の訪れを知らせ、また熊本のまつりの開幕と言うべき神幸行列であります。広く県民のまつりとして発展し、観光の振興に寄与することを願っております。
※夜店は清正公夜市のみ出店されます。
地方創生まちづくりセミナーin熊本
1.開催概要
内閣府地方創生推進事務局では、地方創生、まち・ひと・しごと創生の実現に向け、地域の稼ぐ力や地域価値の向上を図る「稼げるまちづくり」を推進しています。
本セミナーでは、地方自治体、まちづくり関係者、商工関係者等を対象に、稼げるまちづくりの先進事例について、現場の担い手から事例紹介をしていただくとともに、パネルディスカッションを実施します。
参加希望者は、下記の「具体的な内容はこちら」に記載のある各申込用紙を提出ください。
2.日時及び会場
平成29年度小さな拠点・地域運営組織
フォーラム及びブロック別研修会のご案内
中山間地域などにおける小さな拠点及び地域運営組織の取組推進に向けて、全国の関係者(自治体職員、中間支援組織、地域住民・リーダー等)の理解促進、情報交流、学び合いを目的に、全国の先進事例の発表、有識者によるトークセッション、分野別の交流会等を開催いたします。(参加費無料・事前申込制)
ブロック別研修会
協力
内閣府 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
熊本市役所 〒860-8601 熊本市中央区手取本町1番1号 代表電話:096-328-2111
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