「まんだらの里 雪の芸術祭」オープニングの雪の舞台での幻想的な「祭礼の舞」など見どころがいっぱい!
「まんだらの里 雪の芸術祭」は、一週間前から雪の造形づくりが始まる。現在、作谷沢武田支所長はじめ皆さんで協力して会場つくりの真っ最中です。今年は天の恵みか否か?大雪でとにかく大変そうです。雪の造形づくりにとっては恵みの雪のようで例年に増して力が入っているよう!
みなさん道中お気をつけください。
「まんだらの里 雪の芸術祭」当日は天灯(別名スカイランタン)や、お楽しみがいっぱいです。
「まんだらの里 雪の芸術祭」青春花火打ち上げ
山裾に広がる山辺町はアートな町
てっぺんのまんだらアートとコラボする
山辺町(やまのべまち)は、山形県の南東部にある人口約1万5千人の町です。町の北東部は山形盆地の平地で県庁所在地の山形市に隣接し、役場や左沢線羽前山辺駅などを中心とした市街地があります。町の中部から南部は大小の湖沼が点在する自然豊かな山間部で、白鷹山周辺には「県民の森」があり、棚田景観や湧水の里としても有名で、四季を通じて多くの人の憩いの場として親しまれております。
森の芸術「県民の森」と言うよりも「芸術の森」かな・・・「絵にも描けない美しさ」
朝霧の芸術「玉虫沼」
まんだらの里 作谷沢の湧水「龍神水」
江戸より染色業が発達し、それがニットや手織り絨毯に引き継がれ、世界に信頼される「繊維の町」として栄えております。特に手織り絨毯は国内生産のほとんどを占めており、品質と芸術性が高く評価されています。
山辺町役場1Fロビーで開催「いつでもニットセレクション」
山辺ニットとオリエンタルカーペット社
農産物では、山間部では、町の花である「りんどう」や高原の「花卉」や清水で育った「わさび」等が盛んで、平地部では「お米」の栽培をはじめ、高品質で定評のある「さくらんぼ」「りんご」「ラ・フランス」やイチゴの新ブランド「サマーティアラ」等の果樹栽培が盛んに行われています。またご当地「ブランド豚」や「乳製品」等も根強い人気です。
東北の芸術の中枢「東北芸術工科大学」
町の花りんどうとわさび
イチゴとさくらんぼ
棚田景観
三つ子の魂百まで
継承
食・楽
春のために
春よ来いと「春を呼ぶ作谷沢の桜」
平成12年度より作谷沢地区ふれあいの丘(作谷沢小中学校南側)に植栽した作谷沢の桜
「作谷沢」良いところですね~お山と桜と水車と湧水と人情~芭蕉さんならどんな句を?
「奥の細道むすびの地」にて誕生の鎹八咫烏が一句(芭蕉翁に陳謝)
「我が子見て 学び舎まぶし さくらかな」お粗末でした。(降格、削除に値!)
東北・山形に春をつげる嶽原のオオヤマザクラ
玉虫農村公園かおりの広場
山辺温泉 お疲れの時は気軽に、どうぞ一服していってください。癒されます・・・
白鷹山
国宝白鷹町の観音堂
立石寺 「 閑さや 岩にしみ入 蝉の声」こんどは正真正銘 芭蕉翁の句です。
俳聖殿(伊賀市上野)
俳句を芸術の域にまで高めた俳聖 松尾芭蕉。その芭蕉翁の生誕300年を記念して、1942年に建てられました。その形は芭蕉の旅姿を表現しています。殿内には等身大の伊賀焼の芭蕉座像が安置され、命日の10月12日の芭蕉祭で公開されます。2010年には国の重要文化財に指定されました。
山形県、山辺町、作谷沢には俳句に造詣の深い方が多いと聞いております。そこで、御口直しにわが師伊東(小生は破門の身)が昭和45年芭蕉祭受賞のため伊賀にて詠んだ句をご披露いたします「時雨るるや 伊賀は坂町 格子古り」「故郷塚 肩より濡るる 伊賀しぐれ」「忌を修し たたずむ石に 秋の聲」・・・失礼いたしました。
自然の造形 蔵王の樹氷 まさに蔵王は雪の芸術である
「まんだらの里 雪の芸術祭2018」開催のご案内
「祭とは準備が祭」と子どもの頃、名古屋の「熱田まつり」で総代によく言われたものですが・・・
「まんだらの里 雪の芸術祭」では今も、地元住民、幼稚園児、小中学生、東北芸術工科大学学生、まんだら塾塾生など様々な人達に支えられ、老若男女が集い一つになり祭が始まる!
「まんだらの里 雪の芸術祭」は2月3日の土曜日に作谷沢ふれあい自然館で開催されます。 一週間前から雪の造形づくりが始まり、当日の屋外イベントとして、雪の造形づくり、オープニングセレモニー・奉納舞踏、青春花火打ち上げ、SKY LIGHT~天灯~が行われ、引き続き屋内イベントとして、民話の語り、地元の子ども達が演じる創作劇が行われます。 県内でも数少ない冬のイベントであり、幻想的で芸術性の高い祭典です。
●屋外イベント 雪の造形づくり(~15:00)
屋外イベントの一つとして『SKY LIGHT~天灯~』の実施のため、参加者を募集中です!
大切な人と、冬の澄んだ夜空へスカイランタンを打ち上げて幻想的な風景を共有してみませんか♪
☆開 催 日 2018年2月3日(土) 18:00~
☆場 所 作谷沢ふれあい自然館
☆参 加 費 天灯(スカイランタン)の打ち上げは天灯1個1,000円
☆天灯販売 2018年1月5(金)~1月31日(水)
山辺温泉保養センター(温泉営業時間内) 作谷沢ふれあい自然館(平日9時~17時) ※数量限定のため無くなり次第終了します。お早目にお買い求めください。
※打上げにはライター(ターボ式推奨)が必要です。忘れずにお持ちください。
天灯とは
天灯(別名スカイランタン)は竹で作った輪に袋状にした難燃性の紙を貼った 小型の熱気球です。この天灯を使ったイベントは世界各国で行われており、ディズニー映画「塔の 上のラプンツェル」やテレビドラマにも登場しています。
打ち上げ方
天灯をふくらますように持ち、落ちないよう固定した燃料へ火を付けると、2
分程度で熱による浮遊力が生まれます。
合図とともに空に押し上げるように浮かべると、天灯はゆっくりと舞い上がっ
ていきます。夜空を昇っていく天灯は5分程度柔らかな光を放ち続けます。
天灯(別名スカイランタン)
伝承では、三国時代、蜀漢を建国した劉備の軍師諸葛亮(諸葛孔明)は、平陽で司馬仲達の軍に包囲され、大きな竹籠を作り紙を貼り空に飛ばして救援を要請したというのが発祥とされている。
雪舞台での祭礼の舞
今年は昨年に増して全国的に何十年ぶりの大雪です。しんしんと降り積もった雪の中で開催される〜作谷沢まんだらの里と雪の芸術祭~きっとこれまで以上に「幻想的な世界」が広がることと思います。今までにご参加されたことのある方も、初めてご参加される方、またご参加を検討中の皆様も「まんだらの里」山形県山辺町作谷沢でお待ち致しております。
「まんだらの里 雪の芸術祭」オープニングセレモニー
〜まんだらの里に祈りを〜
雪舞台での奉納舞踏
「まんだらの里 雪の芸術祭」青春花火打ち上げ
大勢の観客の前で可愛い孫たちの晴れ舞台が始まります。手づくりのぬくもりが感じられて思わず観客の頬もゆるむ。親だけはハラハラドキドキ!
「かまくら」も完成してさてこれからかまくらの中で、山形名物「いもに」の夕食です。
七福神の宝船の完成です。ご利益がありますように~お疲れ様でした。
辺りが暗くなり、参加者のそれぞれの願いをのせて、色とりどりのスカイランタンは天空へ。
寄稿文
「まんだらの里は祈りの里」まんだら塾長 日原もとこ
「祈り」
東北の祈りには二つの意味がある。
ひとつは尊き神仏への奉斎。もう一つは苦しみ、悲しみを耐え抜いた祖霊への鎮魂である。
まんだら世界図
この菱形の中心部の勢至堂は作谷沢小中学校や、公民館(ふれあい自然館)の辺りである。
小さな村にしては異常な数の宗教遺蹟が多く、中世以前は修験道、中世以降は庶民信仰の里として位置付けられた、いわば聖域、祈りの里だった。
〜広く知って欲しいもう一つの関ヶ原合戦があったことを〜
・・・武田家を滅亡させた信長は、上杉謙信を次の標的とし、柴田勝家を将として4万の大軍で攻めましたが、手取り川の戦いで2万の謙信軍に大敗しました。
その半年後、信長討伐を目指して上洛の途上、謙信は倒れました。
謙信が倒れた後、上杉家はどうなったのでしようか?
養子上杉景勝はその後を継ぎ、景虎との家督争いや、様々な陰謀、景虎派の新発田藩との闘争等にも打ち勝ち、120万石の大名に昇格。
景勝は腹心の直江兼続に米沢藩主として30万石を分け与えたのですが、今度は秀吉没後、徳川家康が景勝の会津城の築城や道路整備に対して謀反と決めつけ、いきなり30万石の減封となりました。
そこで、米沢藩城主兼続は景勝から分け与えられた30万石の知行をその侭返上したそうですが、景勝は1595年に秀吉の人質として京都伏見に移り、1604年京都上杉邸で死去。その墓所は米沢林泉寺に葬られています。
兼続は事実上の米沢藩城主となり、1600年、奥州出羽合戦時に戦功を積もうとして山形城主最上義光(モガミヨシアキ)に挑みます。「裏の関ヶ原合戦」です。
その時、最上藩の第一要塞、 作谷沢の畑谷城を陥落させ、畑谷城主以下350人の家臣、家族全員皆殺しの歴史を刻みました。"まんだらの里"は中世の山岳信仰の聖域、キヨメ地であり、戦国時代にはケガレ地と化したのです。
〜この事実を400年経った今なお大半の県民と国民は語らない・・・何故だろう?〜 多くの方々に一度は畑谷城址に登って体感して欲しいものです。 ある日、誰が書いたのか木の碑文が残されていました。
「旅人よゆきて伝えよ 最上のために戦いたおれし者を」
最上義光はその後、徳川家康から戦功によつて、60万石の 加増を受ける栄誉に輝き、彼のために命を捧げた江口五兵衛光清アキキヨ 城主と家臣350名は、置き去りになっているのです。
今は畑谷合戦四百年を祈念して、まんだら塾生、石工の吉田朝夫氏によって立派な石碑が建立されています。これを観るにつけ、万感迫るのは私だけでしょうか?
〜世の中広しと言えどこれ程真逆な顔を持った土地が他にあるでしょうか?〜
私は、この両極端な歴史的経歴を持ったこの土地に、言うに言われない感情がこみ上げてきたのです。この美しい山々に眠る無数の魂が切々と訴えているようなのです。
それらは美しいもの、悲しいもの、愛しいもの、怒り狂ってるもの、それらはこの土地に鎮まる人々の霊魂かもしれません。
一方、神も仏も籠もられるという白鷹山と東の黒森山、西の黒森山に抱かれるまんだらの盆地に安らぎの存在を感じない筈がありません。
国民の大半はNHKドラマ「天地人」で兼続の活劇を楽しんでいましたが、実は、地元の住民さえも、1600年以降に四方八方から集った人々です。 直接血の繋がる先祖ではない為、米沢藩に恨みも悲しみも感じないのは無理もないことかもしれませんね?ましてや、山形県人の大半はこうした作谷沢の歴史と事実を知らないのが実情です‼
でも、土地は寡黙ですが全ての時代の出来事を記憶しているのです。
私は確かに生まれも育ちもよそ者ですが、この地にご縁を頂いて以来、26年目となります。もしも、私がその時作谷沢に生まれていたならば26歳になっている筈です。
「寄稿 まんだら塾長 日原もとこ」
東北芸術工科大学名誉教授 風土・色彩文化研究所主宰
山辺町初市のご案内
新年の賑わい『山辺町初市』は江戸時代から続く伝統行事です。
2月27日(火)に「旧暦初市」が本町、駅前、仲町通り等で行われる。是非お出かけを!
新年の賑わい山形県『山辺町初市』は江戸時代から続く伝統行事!
1月12日(金)に「新初市」、2月27日(火)に「旧暦初市」が行われ、本町、駅前、仲町通りには縁起物のだんご木や初あめ、木工品等の出店が立ち並び、毎年多くの人出で賑わいをみせます。
町特産品の鯉をたっぷり使った「鯉こく汁」の無料振る舞い!
栄養たっぷりの鯉こく汁は、特に今年の寒い冬には心もからだもぽかぽかになります。
山辺町初市で、町の特産品をぜひご賞味下さい。
【山辺町初市】
・旧暦初市 平成30年2月27日(火)午前9時30分~午後4時30分
【振る舞い】
・鯉こく汁の無料振る舞い(新・旧初市で振る舞い)11時30分~
場所・・・ふるさと資料館駐車場(本町)
【お問せ先】 山辺町初市運営協議会 電話・・023-664-5939
「ふるさと資料館」建物が立っているだけかと思えば、なんと立派な施設ですね!
スカイランタン会場周辺図及び駐車場
交通アクセス
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」の明和町 観光大使
協力 (順不同・敬称略)
山形県山辺町役場作谷沢支所 山形県東村山郡山辺町簗沢3102-1
TEL 023-666-2121 FAX 023-666-2333
山辺町観光協会
山形県東村山郡山辺町緑ヶ丘5番地(山辺町産業課商工観光係内)
電話番号023-667-1106 FAX番号 023-667-1108
公益財団法人 作谷沢振興会 〒990-0351 山形県東村山郡山辺町簗沢3102−1
電話: 023-687-1918
山形市役所 〒 990-8540 山形市旅篭町二丁目3番25号 電話023-641-1212
文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話番号(代表)03(5253)4111
日原もとこ氏
東北芸術工科大学名誉教授、アジア文化造形学会会長、風土・色彩文化研究所主宰 、
まんだら塾塾長
一般社団法人 伊賀上野観光協会
〒518-0873 三重県伊賀市上野丸之内122-4 TEL 0595-26-7788
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